2月2日から開幕する格闘ゲーム「ストリートファイターV アーケードエディション」のカプコン新リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」。

カプコン新リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」

カプコン「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」はプロライセンスを保有しているトッププレイヤーの「エクストリームクラス」、各予選を勝ち抜き選ばれた「ハイクラス」、これから「ストリートファイターV アーケードエディション」に真剣に取り組む「ビギナークラス」のプレイヤーたちを、3人1チームで戦う公式チームリーグになります。

「TOKIDO FLAME」の3選手

このリーグの開幕を直前に控え、参加チームである「TOKIDO FLAME」のときど選手、ひびき選手、岬康星選手がこの大会への意気込みを語りました。

ーー今回開催されるカプコン「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」の印象や感想をお聞かせください。

ときど選手:まだ始まったばかりですが、このチームが組めて良かったと思えるチームですね。

ときど選手

 
練習してきたことを出そうとして自分のプレイをしっかりできている2人を見て、「よっしゃ! 俺も頑張らないとな!」と思えるので、一緒にできて楽しいです。

いいチームなので、これからも楽しみながら勝利を目指してやっていきたいですね。

ひびき選手:みんな緊張していると思うのですが、そんな中でも自分は自分のしたいプレイができていると思います。

ひびき選手

 
ときど選手に気になるところや改善した方がいい点を教えていただいて、それを意識して忠実に練習に取り組んで実戦で発揮していく。

ドラフトの時より自分が上達している実感があるので、しっかり結果も出してチームに貢献していきたいですね。

岬康星選手:僕はビギナーで一番下のクラスなのですが、先鋒を務めているのでどういう結果であれ後ろの人たちにいい流れをつなげる使命があると思うんです。

岬康星選手

 
以前はとにかくオーディションを勝ち残って、ドラフトでときど選手のチームに入りたいという気持ちだけだったというのが正直な気持ちなんですが、今は自分がコンボを出せたときは純粋に嬉しいですし、ゲームを楽しめて充実しています。

ときど選手と一緒のチームになるということは、フィギュアスケートだったら羽生結弦選手と一緒にいるようなものなので、しっかり吸収して見てくれている方にも伝えていきたいです。

ーー今後どのような練習や戦略を立ててリーグ戦に挑まれていくのでしょうか?

ときど選手:今までひびき選手とは実際に会って具体的なアドバイスをしていたんですが、岬選手に関しては本人に任せていたんです。

ですが思った以上に自分でゲームの動画を見て調べたり、スポーツをやっていたこともあって試合での勝負勘などは彼が僕らより一枚上手の可能性があるんですね。

好きじゃないとできないことをやっていたことがわかってきたので、岬選手が今はできないけれどもうちょっと頑張ればできるという課題を、一緒に顔を合わせてこなしていってチームとしての一体感を出していければと思います。

ひびき選手:対戦相手のキャラクターを重点的に知識をつけたり対策していって、そのプレイをときど選手に見てもらってアドバイスをもらえたらと思っています。

岬康星選手:ビギナークラスは伸び代がいちばんあると思うので、1週間でもどんどん変わってくると思うんです。

動きが変わってくるんだったら、相手が使うキャラクターの技をしっかり覚えておいて大きい攻撃のスキをつくなど、特徴をしっかりと掴んでいきたいです。

以前陸上をやっていたときも、自分の動画をコマ送りにして見てどこが悪いかを検証していたのですが、ときど選手のプレイ動画をスロー再生して、焦って防御中にボタンを押したりしないように分析しています。

ビギナークラスの人はオーディションからずっと一緒なので、どういう性格なのかなどときど選手やひびき選手でもわからないポイントもあるので、そこを知っているという強みも活かしたいですね。

ーー最後にカプコン「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」をご覧になる方に向けて意気込みやメッセージをお願いします。

「TOKIDO FLAME」ときど選手、ひびき選手、岬康星選手

ときど選手:このチームは自分のプレイをしっかりと想定して、それをやり通すというところに見所があるんじゃないかなと思っています。

2人のプレイを受けてすごく刺激になるので、自分ももっと気を引き締めてシビアに取り組まないといけないなと。頑張りが伝わってくるプレイをしてくれるので、そういう心意気でしっかりやっていきます。

自分たちのやってきた練習を信じて、それと心中する。それがチームの根底にあるもので、それを感じ取ってくれればいいなと思います。

ひびき選手:せっかくドラフトでときど選手に選んでいただいたので、絶対後悔させたくないというのが根本にある強い思いです。

それに対してどうしていくかは、練習時間が限られている中で内容を濃くしていかないといけないので、モチベーションを維持しながら考えて練習をしていきます。

自分が使用するリュウというキャラクターはシンプルなのですが、波動拳と昇龍拳で試合を制するじゃないですけれど、視聴者の方が見入ってくれるような堅実なプレイができたらいいなと思います。

岬康星選手:見ている方の中には、たかがゲームとか思っている方もいると思うんです。

そんな中でビギナークラスの選手はいちばんゲームをやっていない人と近い距離にいるし、伸び代も見てもらえる。

どんどんレベルが上がって、ここまで強くなれるという姿を見せていくことができるポジションなので、そこは視聴者の方にも一緒になって見ていただければと思います。

スポーツをやってきたからこそ、試合の緊張感や勝った時の喜びはゲームもまったく同じだと実感できるんです。

ゲームは楽しいものなので、スポーツととらえなくても、娯楽としてどんどん浸透していってほしいですし、今後のeスポーツの未来に向けてのコメントや行動をしっかり考えて、視聴者の方に伝えられればと思っています!

 

その他のチームのインタビューはこちら!