人気タクティカルシューター「Fortnite（フォートナイト）」を運営する「Epic Games」は、先日起こった「Activision Blizzard（ブリザード社）」と香港プロプレイヤーとの一連の騒動を受けて、「わが社ではフォートナイトプレイヤーの政治的発言を禁止しない」といった声明を発表しました。
騒動の発端は、先日行われた「ハースストーン」の世界大会にて、試合後にインタビューを受けた香港プロプレイヤーが政治的発言をしたことから、その発言が大会オフィシャルルールに反するものだとして、ハースストーンを運営するブリザード社がプレイヤーに対し、1年間の出場停止および賞金の取り消し処分を下したことによるもの。
このブリザード社の対応は世界中で話題となり、大きな反響を呼んでいた中で「Epic Games」は、海外メディア「The Verge」のインタビューで「エピックは、政治と人権に関する意見を表明する全ての人の権利を支持しています。」として、プレイヤーの発言を抑止すること、BANすることはないと明言。今回の騒動に対して一石を投じた形となりました。
今回の「Epic Games」の発表がゲーム業界に今後どのような影響を与えることになるのか、関心が高まるばかりです。
情報元：Unlike Blizzard, Epic Games says it won’t ban players for political speech
