2月2日より開幕する格闘ゲーム「ストリートファイターV アーケードエディション」のカプコン新リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」。

カプコン新リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」
「カプコン『ストリートファイターリーグ powered by RAGE』」はプロライセンスを保有しているトッププレイヤーの「エクストリームクラス」、各予選を勝ち抜き選ばれた「ハイクラス」、これから「ストリートファイターV アーケードエディション」に真剣に取り組む「ビギナークラス」のプレイヤーたちを3人1チームで戦う公式チームリーグになります。

このリーグの開幕を直前に控え、プロモーションプロデューサーを務めるカプコン・綾野智章氏が大会とesportsシーンにおける格闘ゲームについて語りました。

カプコン新リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」プロモーションプロデューサー綾野智章氏

――今回のカプコン「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」ですが、3つのクラスがあることが特徴だと思いまして、新しいリーグ戦への期待感とメーカーとしての狙いをお聞かせください。

綾野:まず3つのクラスについて説明します。一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)から発行される「ストリートファイターV」プロライセンスを持っており、世界で活躍するスタープレイヤーで各チームのリーダーとなる「エクストリームクラス」。

22歳以下でプロライセンスは持っていないものの「ストV AE」の強豪プレイヤーで構成される「ハイクラス」。

オーディション企画が開始してから「ストV AE」に真剣に取り組みはじめ、オーディション番組、ドラフト会議番組を経てリーグへの参加資格を得た初心者プレイヤーの「ビギナークラス」とそれぞれレベルの違うプレイヤーに集まってもらっています。

「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」に出場する選手たち
「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」に出場する選手たち

 
2018年まで『ストリートファイター』はプロシーンを通して視聴者層やユーザーがすごく広がったと思うのですが、それでも活躍するプレイヤーが固定化されてきているんじゃないかと感じることがあました。

活躍の幅をもっと広くしたいためにこのように1チームに3つのクラスを投入したという意図があります。

もう1つはチームリーグ戦になったということが大きな特徴でもあります。これまで「CAPCOM Pro Tour」など格闘ゲームにおけるesportsシーンは、1対1の個人戦が注目されてきました。

個人戦では、試合中にゲームの内容がどうだったかということに注目が集まっていて選手たちが注目されることは少なかったんです。

昨年開催した「RAGE ストリートファイターオールスターリーグ powered by CAPCOM」では、選手たちのゲーム以外の行動に注目が集まりました。

チームメイトのオニキ選手にアドバイスをするウメハラ選手
チームメイトのオニキ選手にアドバイスをするウメハラ選手

 
次はどの選手が行くかなどの相談だったり、選手たちがお互いにアドバイスし合ったりフォローし合ったりという様子です。このようにチームリーグ戦では、チームや選手たちによりフォーカスが当たるようになります。

これらの相乗効果をもってすれば『ストリートファイター』を全然知らなかったという視聴者の方や、既に十分に知っていて、プロゲーマーや隠れた上手いプレイなどが理解できる視聴者にも、幅広く見てもらえるのではと思っています。

視聴者層その幅広さに期待していますね。

――たしかにビギナークラスは今まで格闘ゲームに触れてこなかった人も自分の目線で楽しめると感じます。

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