東京都、江戸川区にあるesportsの専門学校「東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校」の生徒が主体で作り上げる大会「VALORANT FESTIVAL」が2月12日、13日にオンラインにて開催されます。
今回は、制作の様子をみなさまにお伝えするため、卒業生である後藤が取材に行ってきました!
また、企画代表の生徒と教務の方に、今大会に懸ける想いや、大会を通じて感じた生徒の成長などについてインタビューを実施。制作秘話などもお伺いしました。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校は、昨年も生徒主催の大会を実施しており、人気FPSタイトル「Apex Legends」の大型大会「APEX JAPAN CHAMPIONSHIP」を開催しています。
筆者紹介
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の令和3年度卒業生。
幼稚園生の頃の夢が「大金持ちになってゲームセンターを買う」だった程の根っからのゲーマー。
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の令和3年度卒業生。
幼稚園生の頃の夢が「大金持ちになってゲームセンターを買う」だった程の根っからのゲーマー。
VALORANT FESTIVAL 大会概要
大会名:VALORANT FESTIVAL
日程:2月12日(土)、13日(日)
※両日オンライン開催です。
予定チーム数:16チーム
制作風景
まず初めに、イベント企画制作専攻の生徒たちの制作風景をご紹介します。
「VALORANT FESTIVAL」の開催に向けて、生徒ひとりひとりが着々と準備を進めていました。学年隔たりなく作業を行っているとのことで、2年生が持っているノウハウを1年生に教えながら企画準備をする様子が伺えました。
企画代表者 人見 幸希さん、小林 空也さん インタビュー
イベント企画制作専攻 2年生 人見 幸希さん
イベント企画制作専攻 2年 小林 空也さん
後藤
本日はよろしくお願いします!早速なんですが、今回の「VALORANT FESTIVAL」はどういった経緯で企画が始まったんですか?
人見さん
今大会は、在学中のイベント企画制作専攻2年生の卒業制作として企画を始めました!在校生として最後のイベントになるので、思い出に残るような、クオリティの高い大会を目指しています。
後藤
まさに2年間の集大成というわけですね!そんな今大会で特にこだわった部分はありますか?
小林さん
大会名の「VALRANT FESTIVAL」という部分にこだわっていて、ただの大会ではなく「お祭り」として楽しめるように企画しました。また、僕たちが一年生の頃、初めて企画から携わったイベントのゲームタイトルが「VALORANT」だったので、自分たちの成長を実感しています。
後藤
成長した今でも、大会を企画する中で難しかったことはありましたか?
小林さん
スポンサーに関してなんですが、企業さんとの連絡も生徒が取っているんです。そこが個人的に難しかったです。ただの連絡ではなく、協賛をいただくためのメールなので、先生に何度もチェックしていただきました(笑)
後藤
前回の取材時は外部とも協力して大会運営を行っていましたが、今回、外部からの協力はありましたか?
人見さん
前回はストリーマー専攻や声優科の方や、外部の組織に手伝ってもらっていたのですが、今回は基本的にイベント企画制作専攻のみで作り上げています。なのでTwitterのアイコンをはじめ、クリエイティブ系も全て自分たちでやっています!
後藤
大会を作る上で、コロナ禍の影響はありましたか?
人見さん
決勝戦をオフラインで行う予定だったんですが、コロナ禍で選手やゲストを呼ぶことができなくなったため、オンラインでの開催になってしまったのが悲しかったです。
小林さん
ただ悪いことばかりでなくて、オンライン大会を開催する機会が多かったため、配信技術を身につけることができました!
後藤
本日はありがとうございました!最後に大会への意気込みをお願いします!
人見さん
様々なスポンサーさんや先生方に恥じない大会にするため、最後まで全力でやり切ります!
小林さん
大会は出る選手はもちろん、見てくださる方がいて成り立っています。見ている方々が楽しめるような大会にします!
教務 角野先生 インタビュー
後藤
スポンサーや企業へのメールも生徒に担当させていると聞いたんですが、その理由をお聞かせください!
角野先生
スポンサーについていただくことで生徒のモチベーションを上げるのはもちろんですが、業界的に営業職が少ない中、こういった経験を肌で体験することで卒業後も活かすことのできるスキルを生徒には教えています。
後藤
以前に企画運営を行った「APEX JAPAN CHAMPIONSHIP」から、生徒が成長したと感じる部分はありますか?
角野先生
以前の大会で台本を書いていた学生が、今回台本を担当した学生へノウハウなどを教えており、1人の生徒だけでなく全員が同じクオリティを出せるレベルへと持ってこれたことです。
後藤
今大会を通して、esports業界の方々に見てほしい部分はありますか?
角野先生
本校の生徒は、自分達の力でスポンサーをつける大会を行えるレベルまで達してきております。色んな企業様に、こういう若い世代が動き出していることをぜひもっと知っていただきたいです。また、ぜひ才能溢れる学生のスカウトをしていただきたいと思っております。
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