中国・東南アジアのゲーム業界コンサルNiko Partnersは、2018年のモバイルゲーム市場のレポートを発表しました。対象タイトルはesports展開を行っているモバイルゲームのみとなっています。レポートによると業界の市場規模は150億ドル(日本円1.6兆円相当)にのぼります

(以下レポート詳細を掲載します。)

モバイルゲームはスマートフォンの普及が進んだこともあり、今後5年の成長が最も期待される分野の一つです。その市場規模はこれまで主流とされてきたPCゲーム・コンシューマーゲームの市場規模をすでに上回っており、さらに拡大が予想されます。現在のesportsシーンでは「LoL」「Dota2」といったPCゲームタイトルが世界最大規模のトーナメントになっていますが、モバイルゲームの参入障壁の低さからパワーバランスの変化が起こる可能性は十分にあります。PCゲームとモバイルゲームのビジネスモデルの違いについても、PCゲームの対象ユーザーが通常コアゲーマー・歪な男女比で構成されるのに対し、モバイルゲームではよりカジュアルかつバランスの取れたユーザーで構成されています。参入障壁の低さ・幅広いターゲット層といった点からモバイルゲームは収益化が行いやすいといえるでしょう。

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引用元: https://www.dailyesports.gg/mobile-esports-games-grossed-over-15-billion-in-2018/

こうした動きを受けてか、先日「League of Legends」を運営するRiot Gamesがモバイル版を開発中であることが明らかになりました。今後の各ゲームタイトルの動向に注目が集まります。

【LoLモバイル版と思われるプレイ動画】

関連リンクNiko Partners
参考元https://www.dailyesports.gg/mobile-esports-games-grossed-over-15-billion-in-2018/