「LJL SUMMER SPLIT 2019」に出場する全8チームへのショートインタビュー企画第6弾。今回はCrest Gaming Act(CGA)編をご紹介します。

写真左からAtyamomo選手、hachamecha選手、Nap選手、Art選手、Luna選手、Shieldコーチ、Qooコーチ、Grendel選手

CGAからhachamecha選手とQooコーチの2人から話を伺うことができました。

――「LJL SUMMER SPLIT 2019」をここまで戦ってみての印象を教えてください。

hachamecha選手:僕個人の話になってしまうんですけど、LJLで僕が日本人として唯一のジャングラーなんですけど、毎回どの試合もエース級が対面となるんですよ。毎試合毎試合めちゃくちゃつらい思いをしながらやってるんですけど、その中で勝てているのは喜ばしいですね。

Qooコーチ:今シーズン本音を言うと、ここまで勝ち星を挙げれるとは思っていなくて。実力の面で序盤負けてしまったりしても、後半に相手のミスがもちろん絡みつつも持ち返して、勝てた試合が多かったって印象ですかね。

――今シーズンで印象に残っている試合はありますか?

hachamecha選手:今シーズンのWeek1でDFMに人生で初めて勝った試合ですかね。あとは、ここまで戦って負けた3つの試合はどれも印象深いですね。

Qooコーチ:チーム的にはWeek1でDFMに勝った試合が印象的ではあると思うんですけど、その後全勝で進んでWeek6のDFMとの2戦目で、勝てそうだった中で負けてしまったというのは僕としてはかなり印象に残ってますね。

元々DFMにはそうそう勝てないと思いながらも、チーム自体の力はついてきていると思っていて。その中でDFMに1戦目勝ったことで「意外といけるじゃん」と思ったんですけど、2戦目で勝ちきれなかったっていうのは、まだチームの力が足りなかったのかなと思いましたね。

――先の質問でも話が挙がったDFMに対して、やはりライバル意識のようなものはあるのでしょうか。

hachamecha選手:個人的にもチーム的にもそういう意識はあると思うんですけど、僕らが1位にいてDFMが3位4位にいるときでも僕らが挑戦する側であるという意識は変わらなかったですね。僕らが頑張ってDFMに勝ちに行くっていう挑戦者としての意識はずっと持っていますね。

Qooコーチ:ライバルって呼んでいいのか分からないんですけど、こちらとしてはチャレンジ精神で戦ってますね。DFMだけではなくV3やUSGといったチームも強いと思っていますし、ほとんどのチームに対してチャレンジ精神で今シーズンは向かっていってましたね。

――その一方で、プレーオフで対戦するV3 Esportsに対してはどんな印象を持っていますか。

hachamecha選手:先ほどの話でいうとDFMに対しては僕らがチャレンジする側だとすると、ライバルはV3だと個人的には思っていますね。

注目選手でいうと、やはり対面のBabyさんになりますかね。特にLJLにいる韓国人ジャングラーって自分からゴリゴリいくような人が多いんですけど、Babyさんは結構盤面をコントロールして整えていくタイプで、僕もそっちよりのタイプなので、そこの戦いは意識してますね。

Qooコーチ:コーチはバンピックをする立場なんですけど、すごいプールが広くてLJLのチームの中でも相当戦いにくい、バンピックしにくいチームではあるかなと思いますね。全体的にチャンピオンプールが広くて、どのチャンピオンも使いこなせる印象があるので、そこらへんが嫌かなとコーチとしては思います。

あと、うちのMidのエースがLunaなので、V3のMidのAceさんとの勝負で勝ってもらわないとキツイってのもありますね。Aceさんは日本のMidレーナーの中でも、かなり戦うことができる選手だと個人的には思っているので、そこをこっちが上手く対応出来たらなと思ってます。

――最後にプレーオフへの意気込みを聞かせてください。

hachamecha選手:CGAにこんなに強い人たちが集まるのは今までで初めてなんじゃないかって思っているので、優勝を狙いに行くなら今シーズンだと思います。

Qooコーチ:春のプレーオフでは手札が少なくて戦ってるときに次どうしようって所の対策が全然取れなかったので、これから練習でうまいこと手札増やしてプレーオフでシーズンよりも良い戦いを見せられたらなと思っています。

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