2019年3月30日・31日(日)ベルサール秋葉原で開催された『セガフェス 2019』にて『ぷよぷよチャンピオンシップ〜国体直前記念大会〜』が開催されました。
この大会は普段行われている『ぷよぷよカップ』や『ぷよぷよチャンピオンシップ』とは異なり、『いきいき茨城ゆめ国体』で行われる『全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019』の開催を記念したプロ選手によるエキシビジョンマッチとなっています。
MCを務めるのは、ぷよぷよの大会でもはやお馴染みとなったタレントの椿彩菜さん、橘ゆりかさんのお二人。
今大会に出場するのは2月に行われた『ぷよぷよチャンピオンシップ』のTOP8に入賞した、あめみやたいよう選手、MGR選手、Kamestry選手、coo選手、fron選手、マッキー選手、ぴぽにあ選手、live選手。この8名で優勝を争います。
1回戦繰り広げられるプロ同士の熱い戦い!
1回戦はマッキー選手 VS あめみやたいよう選手、COO選手 VS Kamestry選手、MGR選手 VS live選手、ぴぽにあ選手 VS fron選手という組み合わせに。試合は2セット先取のルールで行われました。
開幕戦であるマッキー選手 VS あめみやたいよう選手の試合では、1・2セットともにフルラウンドまでもつれますが、マッキー選手が最終ラウンドをしっかり取りセットカウント2-0のストレート勝利。最終ラウンドでは13連鎖の全消しを炸裂させ、鮮やかに勝利をもぎ取り会場を沸かせたマッキー選手が準決勝に進出しました。
2戦目はCOO選手 VS Kamestry選手の試合。この二人は以前の『ぷよぷよカップ』でCOO選手がkamestry選手を倒してプロになったという経緯があり因縁めいた戦いに。
1セット目の最終ラウンドでは、お互い連鎖を返し合い一歩も譲らぬ一進一退の攻防に。自然と会場から拍手が沸き起こるほど白熱した試合展開となりました。最初のセットを取ったCOO選手が勢いそのままに2-0でストレート勝利を収めました。
その他の試合ではlive選手、fron選手がそれぞれ勝利し準決勝に進出したのはマッキー選手、COO選手、live選手、fron選手の4名。
決勝への切符をかけた準決勝
準決勝第一試合はマッキー選手対COO選手。『ぷよぷよチャンピオンシップ』では初となるこの組み合わせ。
マッキー選手が相手の状況を的確に判断し、小さな連鎖から攻撃を差し込んでいきCOO選手を追い込みますが、なんとかCOO選手も粘り試合はフルセットフルラウンドまでもつれます。しかし最後はマッキー選手の地力が勝り決勝進出を決めました。
続く準決勝第二試合はlive選手対fron選手の組み合せ。
この試合は大きな連鎖を返し合う展開になり、両者一歩も譲らずこちらもフルセットまでもつれました。最終セットはlive選手がfron選手のピンチの場面にしっかりと追い打ちをかけベテランらしい強さをみせ勝利。決勝進出を決めました。
決勝戦はベテランVS若手の構図に
決勝戦はマッキー選手対live選手という組み合わせ。
マッキー選手が17歳、live選手が30歳と年齢が一回りも違うという若手対ベテランという構図の対決となりました。
第一セット、まずはじめにlive選手が先制攻撃の11連鎖を放つもそこをマッキー選手はしっかりと返しきりラウンドを先取。勢いそのままに1セット目を勝ち取ります。
第二セットでもlive選手はマッキー選手に果敢に攻撃を仕掛けるも、それを冷静にさばき、大きな連鎖を確実に決めさらに全消しのおまけつきでlive選手を完封。1つもラウンドを取らせず危なげなく勝利し、見事優勝を決めました。
優勝したマッキー選手は「以前は勝ちにこだわっていたんですけど、今は楽しむことを意識してます。最初から最後まで楽しめてよかったです。」とコメント。自然体で大会に挑んだマッキー選手の強さが光った大会となりました。
また優勝したマッキー選手には賞金30万円と副賞が授与され、使い道をMCから問われると「恋人と焼肉とかに行きたい」と回答。リア充すぎる回答に会場から笑いと暖かい拍手が送られました。
5月からSEASON2が始まるプロシーンに加え4月には国体も控えるぷよぷよeスポーツ。これからますます目が離せません。