プロesportsチーム「REJECT」が、東京都内に拠点となる「REJECT GAMING BASE」を設立したことを発表しました。また、新たなブランドコンセプトとして「Road to Clutch」を掲げ、アパレル事業やesports大会運営事業などの新たな事業を展開していくとのこと。
以下、リリースより引用。
REJECT GAMING BASE
REJECT GAMING BASE 地下1階 ルーム①
「REJECT GAMING BASE」は新ブランドコンセプト「Road to Clutch」の思想を発信する拠点となります。地下1階のゲーミングベースは、REJECT所属選手が日々の練習や大会に出場する拠点として、各部屋ごとに高速回線を完備した完全防音の3ルームを擁し、選手たちが常にハイパフォーマンスを出せる環境を整えました。また、「REJECT GAMING BASE」の頭文字である「RGB」(光の三原色)を照明に取り入れた、日本でも有数のゲーミング空間となっています。メインルームでは最大6名の同時プレイが可能なハイスペックPCと高性能デバイスを設置、さらに60インチモニターを配置したモニタリングコーナーも併設しており、選手がコーチやアナリストからフィードバック受けるMTGスペースとして、また、大会時などの取材スペースとしての利用も可能となっています。
REJECT GAMING BASE 1階 コミュニティフロア
1階部分はコミュニティフロアとして、このゲーミングベースを拠点に活動するPUBG MOBILE部門をはじめとしたREJECT所属選手が集い、チームスタッフとコミュニケーションが図れる空間となっています。主に大会観戦用として90インチの大型モニターも設置されています。その他、メンタルトレーナー・高畑好秀氏によるメンタルトレーニングなど、選手サポート・選手ケアとして提供している様々な取り組みを行う場所でもあります。また、新規事業であるアパレル商品の展示も行っています。
その他、スタッフのワークスペースとなる2階オフィスフロアに加え、REJECTが発信するクリエイティブを創造するクリエイティブフロアを3階に設置しました。このクリエイティブフロアの一部分は選手の食事スペースとなっており、調理師による食事を毎日提供しています。屋上部分はハンモックやソファー、パラソルを設置したリラックススペースとなっており、選手やスタッフの憩いの場となっています。
新ブランドコンセプト「Road to Clutch」
eスポーツで世界中に夢と感動と衝撃を与えるため、たくさんの「Clutch」を生み出すため、そして「人生を彩るeスポーツ体験を提供し、世界に誇れる産業を創る。」というミッションを実現するために、果敢にチャレンジする姿を「Road to Clutch」という言葉で表しました。
アートディレクター内田喜基氏がデザインを手掛けた「Road to Clutch」コンセプトロゴは、フレキシブルに動いている様をタイポグラフィで表現し、REJECTから感じた反骨や勢いが反映されています。新コンセプトロゴの発表に伴い、REJECT公式ウェブサイトのリニューアルを行いました。さらに、今後発売される公式グッズなど、様々なクリエイティブで使用される予定です。
本日公開されたブランドムービーは、広告映像やミュージックビデオ監督、アートディレクターとしても活躍する映像ディレクターの木村和史氏が監督し、Mitsu the Beats氏(GAGLE/Jazzy Sport)が音楽を担当しました。
■映像コンセプト
REJECTの想いを乗せた一筋の光が上昇していきます。魂を象徴するように。仲間とパワーが集結するように、光の筋が重なり合い、交じり合います。光はやがてシナプスや細胞レベルで感じるかの様にエネルギーが集結し輝きを放ち「まばたきさせない瞬間へ」
アパレルブランド「REJECT」展開スタート
新たな事業として、本格的アパレルブランド「REJECT」の展開を開始します。アパレルブランド「ALMOSTBLACK」を手がけるファッションデザイナー中嶋峻太氏をディレクターに迎え、ミリタリーウエアをベースに機能的でモダンなデザインに仕上げたアイテムを展開いたします。商品は全て、ユニセックスでの展開となっています。ボディは全てオリジナルで製作し、ファスナーやポケットに至るまで細かく設計されています。
また生地は撥水性のある素材を使用するなど機能性にも優れています。eスポーツファンのみならず、幅広い層に目を向けた日常に馴染むコレクションとなっています。各商品にはREJECTのロゴをあしらったピスネームに加え、REJECT代表の甲山氏が事業をスタートさせた場所の座標が刺繍されており、ブランドアイコンとして落とし込まれています。商品詳細などはREJECT公式オンラインストアよりご確認ください。
REJECT公式オンラインストア:REJECT公式オンラインストア
筑波大学との共同研究を開始
eスポーツはその競技性や遊戯性のみならず、バリアフリー性や教育・福祉的効果も期待されており、市場規模、プレーヤー数等は大きく伸長しています。その一方、「不健康」な側面を懸念する報道がされることも少なくありません。この懸念は、eスポーツ自体というより、長時間プレーとそれに伴う生活習慣(ジャンクフードなどの偏食による栄養障害、カフェインの過剰摂取による睡眠への負の影響等)によるものである可能性が指摘されています。
そこでREJECTは、eスポーツアスリートのハイパフォーマンスと健康の両立に向けたスポーツ科学的方策の研究・開発を目的として、国立大学法人筑波大学との共同研究を開始します。
本研究では、約40名のREJECT所属選手が生活・健康実態調査に参加し、eスポーツプレーヤーの生活・トレーニング習慣や健康状態と競技レベルの関係、プレー中の生理的・心理的特性が明らかになる予定です。それにより、eスポーツプレースタイルなどのスポーツ科学的方策の提案、さらにそれらの知見を基盤とした開発研究など、様々な応用的価値が期待されます。このような科学的取り組みを積み重ね、eスポーツを新たなスポーツ文化として発展させることを目指します。
【研究概要】
研究テーマ:eスポーツアスリートのハイパフォーマンスと健康の両立に向けたスポーツ科学的研究
研究者:筑波大学 体育系 助教 松井崇氏、助教 門間貴史氏
研究目的:プロ e スポーツアスリートのハイパフォーマンスと健康の両立に向けたスポーツ科学的方策の研究・開発
引用元:プロeスポーツチームREJECT 新コンセプト「Road to Clutch」を発表新コンセプトの発信拠点として、REJECT GAMING BASEをオープン