9月3日に発足を発表したesportsチーム「JMS Impact Gaming(ジェイエムエス インパクト ゲーミング)」にインタビューを行いました。
今回インタビューに応じてくれたのは、ナゲ選手・竹原選手・きしり選手・運営会社ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社のチームプロデューサーであるの髙橋さんの4名です。

選手紹介


■ナゲ

  • 生年月日:1987年1月27日
  • プレイタイトル:ギルティギアシリーズ

■戦績

  • EVO Japan 2018 GGXrdRev2 優勝
  • EVO2018(アメリカ) GGXrdRev2 ベスト4
  • ARC CHARITY CUP 2021 GGXrdRev2 ベスト4


■竹原

  • 生年月日:1985年7月14日
  • プレイタイトル:ギルティギアシリーズ

■戦績

  • ARC SYSTEM WORKS FIGHTING GAME AWARD 2017 GGXrdRev2 準優勝
  • 闘神祭2018-19 CHAMPIONS CARNIVAL GGXrdRev2 優勝
  • 第1回 Esports PROFESSIONAL CHAMPIONSHIPS GGST 優勝


■れお

  • 生年月日:1989年12月3日
  • プレイタイトル:MELTY BLOOD、P4U、UNIシリーズ、電撃文庫FIGHTING CLIMAX IGNITION

■戦績

  • 闘劇10 MELTY BLOOD Actress Again Current Code 準優勝
  • P4U Unlimited Circus augment 優勝
  • UNIEL公式大会 OVER THE WORLD -REBORN- 準優勝


■きしり

  • 生年月日:1994年4月26日
  • プレイタイトル:電撃文庫FIGHTING CLIMAX IGNITION、MELTY BLOOD、ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

■戦績

  • APM D-1 FIGHTING FESTIVAL 電撃FCI 優勝
  • 闘神祭2016 電撃FCI 準優勝

選手とオーナー会社にインタビュー

ーー現在は様々なプロゲーミングチームがありますが、「JMS Impact Gaming」の特長を教えてください。

髙橋さん:私たちのチームの特徴は「人に合った形態でゲーミングチームに所属できる」ということです。チーム運営をしているジェイエムエス・ユナイテッド株式会社はゲームのデバックやバランス調整などの仕事をしています。当社でそれらの業務に社員として従事しながらチームに所属するプレイヤーや、他の会社に勤めながらチームに参加する兼業プレイヤーなど多様なチーム参加の形態をとり、今まで様々な理由でプロチームに参加できなかったプレイヤーが活動できるような体制をとっております。

ーープロゲーマー目線で、どんな方にこのチームをお勧めしますか?

ナゲ選手:一般企業で働いている方にお勧めします。身近でプロになる人もいるんですが、既に社会人の場合だと職種によっては副業 NG だったり、専属プロという選択肢をとるのが難しい方もいます。しかしこのチームでは副業にならないよう配慮してくれているため、安心して所属することが可能です。

ーーチームを通しての目標などはありますか?

髙橋さん:大前提としてesports業界を盛り上げること。勝つだけではなく、プレイで人を魅了することで「見た人に”衝撃”を与えられる」プレイヤーを輩出していきたいと思っています。また、プロゲーマーを目指すプレイヤーが当社で業務を行いながらチーム入りを目指すプランや、既にチームに所属している選手のセカンドキャリアとして、品質の高いゲームプレイ経験を基に、ゲームデバッグやバランス調整などの業務に就いていただくなど、選手が長く活躍できる体制を整えていきたいと思っています。

ーー現在は格闘ゲーム部門のみですが、他タイトルの部門を設立する予定はありますか?

髙橋さん:先々はFPSやパズルゲームなどの部門を増やしていきたいですが、まずは格闘ゲームを通して多くの方に「JMS Impact Gaming」を知ってもらいたいと考えています。それに伴い、チームの運営サポートや、コンボ開発のためのアドバイザーなど選手以外での募集も考えています。

ーー専業のプロと比べて練習時間の確保が難しいかと思うのですが、工夫などされていますか?

ナゲ選手:確かに専属のプロと比べると試合数は少ないと思います。その中でも、毎日ゲームに費やす時間を確保し、ポイントを決めて練習を行っています。また、長いこと同じタイトルを続けているので、友人間での知識共有なども意識して行っています。また、多くのプロゲーマーの方は新作ゲームなどのコツを掴むのが上手いです。ただ、僕は苦手な方だと自負しています。なので、継続することで上達をアピールしていきたいと思っています。

竹原選手:当たり前ですが、自分に何が必要かを考えて練習し、優先度を決めたり、それに伴った成果が得られているのかを分析し、効率を上げるようにしています。

きしり選手:職場で対戦できる環境があるため、練習時間を少しでも増やすために、同じ職場で働いているれお選手と休憩時間に対戦しています。

ーー最後に今後の活動へ向けて意気込みをお願いします。

髙橋さん:まずは地盤を固めるためにも、大会参加や配信、イベント企画を進めてまいります。現在は格闘ゲームでの活動をメインとしているので、格闘ゲーム界隈に「JMS Impact Gaming」を認知してもらうことに尽力します。それに伴い、SNS や今後立ち上げる HP などで選手のスケジュール発信していく予定ですので、よろしくお願いします!

ナゲ選手:このチームは「魅せるプレイ」ができる人が多く集まっているので、チーム名に恥じない活動をしていけたらと思っています!

竹原選手:活動を通して、自分自身が大会と企業を繋げる掛橋になり、業界をさらに活性化させていきたいと思っています!

きしり選手:大会で多くの結果を残している他のメンバーに比べ、自分はまだまだ知名度が低いので、まずは自分が本当に強いということを証明できるように取り組んでいきたいです!

JMS Impact Gaming

公式Twitter:@JMSIG_info
ナゲ選手:@nage_pink
竹原選手:@takehara_yury
きしり選手:@meijixylish
れお選手:@kuropensensei