株式会社テレビ東京が開催する、日本最大の高校eスポーツの祭典 「STAGE:0」にて、プログラミングの腕を競う「STAGE:0 競技プログラミング 高校生大会 powered by AtCoder」が2021年8月7日(土)に開催されることが発表されました。
以下、リリース引用。
目次
STAGE:0が「競技プログラミング」の高校生大会を実施する理由
「STAGE:0」は、eスポーツをゲームだけではなく、記憶力・集中力・認識力・計算力といったあらゆる能力が求められる、新たな才能を発掘する舞台として捉え、全国の高校生が熱狂できる大会を目指してまいりました。大会名には「この舞台からすべてが始まる」という意味が込められています。
「競技プログラミング」は、問題を解決するためのアルゴリズムを考え、早く正確にコーディングするという要素から、eスポーツに通じる競技であり、STAGE:0の理念に通じると考えています。
昨今、「競技プログラミング」は将来を担う先端IT人材を輩出する分野として注目が集まっています。「STAGE:0」はこの取り組みを契機に、ゲームだけではないeスポーツの新たな価値・側面を見出し、社会に発信していくことを目指します。
競技プログラミングとは、与えられた問題をプログラミングで早く正確に解くことを競う、プログラミングコンテストです。
プログラミング言語に関する「知識」ではなく、問題を解くためのアルゴリズムを考え実装する、「プログラミングによる課題解決力」を競います。競技プログラミングを通じて、プログラミングを楽しみながら、先端IT人材に求められる、アルゴリズムを考え実装する能力が高められます。
競技プログラミングが注目されている理由
近年、急速にIT技術が発達し、プログラミング能力を持つデジタル人材の需要が幅広い業界で高まっています。
経済産業省の調査によると、2030年にはIT人材が45万人不足すると推計。大企業を中心にDX推進が求められている今、特に先端IT人材不足が顕在化しており、ITエンジニアの採用環境は年々厳しさを増しています。
競技プログラミングが注目されている理由のひとつに、ビジネス界での競技プログラマーのめざましい活躍が挙げられます。
GAFAでは自社でプログラミングコンテストを開催して優秀な先端IT人材を世界中から集めていたり、日本でもAIなど先端IT技術を扱う企業では競技プログラミングで活躍していた方々が多く在籍し、その高い技術力を支えています。
競技プログラミングの流れ
本大会で出される競技プログラミングの問題
本大会では、最適解を効率的に求めるのが困難とされる問題に対して、「できるだけ良い解」を出すことを競う、ヒューリスティックコンテスト形式の問題が出題されます。
大会概要
開催日時:2021年8月7日(土) 16時~20時
試合形式:「AtCoder」のコンテストページ内でオンライン開催
1つの問題を4時間かけて解いていただきます。
参加人数:1〜3名
参加資格
①日本国内に在住する高校生・定時制高校生・高等専門学校生・通信高校生であること。
②生年月日が2003年4月2日~2006年4月1日であること。
③チームを組む場合(2名もしくは3名で参加する場合)は、メンバー全員が同一高校であること。
公式ページ:Stage:0