Riot Gamesが開発を手掛けた人気FPSゲーム「VALORANT」が、パッチ2.02と今後のコンペティティブにおけるアップデートの詳細を発表しました。
コンペティティブの変更:パッチ2.02と今後のアップデートについてhttps://t.co/1rPdiT3mLS
パッチ2.02で追加されたコンペティティブシステムの変更についてより詳しくご説明します。
また、残りのEpisode 2で今後予定されているランクシステムの変更についてもお話しします。 pic.twitter.com/02t0oNxETm— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) February 2, 2021
コンペティティブの変更まとめ
パッチノート2.02 変更点
MMRからランクコンバージェンスアップ
今回の調整によって、自身のランクがMMRより低い場合、勝利時に得られるRR量は増加し、敗北時に失うRR量は減少します。RRの喪失量の減少は、自身が相応しいランクへの到達に必要な試合数が減ることを意味します。試合数をこなしても、なかなかランクが上がらない行き詰まりを緩和します。
試合中の個人パフォーマンスが優れていたプレイヤーには、一勝につき50RR近く獲得することが可能とのこと。
ダイヤモンド3 ソロ/デュオキューに
5人パーティーでプレイし続けて、リーダーボードに乗る行為を防ぐと同時に、イモータル/レディアント帯と当たる確率を下げるための意図があります。また、リーダーボードに掲載されるまでの間にバッファーを設けることで、真にふさわしいプレイヤーだけがイモータルに到達する仕様となっています。
アイアンからダイヤモンドに対するパフォーマンスボーナス
試合で卓越したパフォーマンスを発揮したプレイヤーは、平均的パフォーマンスよりも高い報酬が得られます。優れたプレイを促すと同時に、自分をチームメイトと比較することを避けるための措置となります。また、、スマーフ、またはスキルの著しい向上を遂げたプレイヤーが、より素早くランク昇格できる仕様となっています。
パッチノート2.03の予定
Act終了時のリーダーボードでの順位、また到達最高順位に基づいた褒賞
新システムでは、Actランクは最高到達ランクでの9勝ではなく、Actランクバッジの三角形の頂点に位置するランクによって決まります。褒賞については、その9勝の最高到達ランクによって決まります。 Act、Episodeそれぞれ終了時褒賞の内容については、現在検討中とのこと。
試合中のAFKに対するペナルティー
試合中にAFKを行ったプレイヤーのRR喪失量は増大し、通常の最大喪失量を上回る可能性があります。追加処置については、2.03パッチノートにて公開するとのこと。
EPISODE 2 ACT IIの予定
Actごとのリセットを緩和し、Episode終了時のソフトリセットよりもランク保持を容易化
Actごとのリセットによって、絶えずランクをリセットされ、そのたびに再度実力を証明しなくてはならない状況に苦労するという声から、ランクリセットは各Episodeの終了時に一度だけ行うことになりました。リセット時にリーダーボードに掲載されたプレイヤーは、現在のRR値を10分の1に縮小します。
レディアント到達の名誉を守る
Actが始まっても即座にプレイできないプレイヤーにとって不利な状況があることを踏まえて、措置を設けるべきだと考えています。Episode 2: Act 2の開始前に詳細を公開するとのこと。
試合前および試合中のランク非表示
不要かつ不健全なプレッシャーを受ける可能性があるとの声から、試合終了後に全員のランクを表示し、どんな相手と戦ったのかをそこで確認することができる仕様に変更予定です。
低ランク帯におけるグループ制限の緩和
公平なマッチメイキングを維持しつつ、よりランク幅の広いプレイヤー同士のグループ編成を可能にするため、まず低ランクプレイヤー同士のグループ制限を緩和します。グループキューのルールについての詳しい情報は後日お知らせするとのことです。