2月5日からスタートした、お笑い芸人はんにゃの川島ofレジェンド(以下、川島さん)による「元はんにゃ川島のeスポーツ芸人生活」。その内容は1年間をかけて、人気MOBAゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」内で芸能人最高位となるゴールドランクに挑戦するという難易度の高い挑戦です。

※このインタビューは7月上旬に行われたものです。

前回目標「ブロンズ2到達」はならず・・・ランクはアイアンに

―前回立てた目標は「ブロンズ2」到達でしたが、振り返っていかがでしょうか

川島:正直かなりヤバいです!怒涛の降格ラッシュでアイアンまで下がってしまいました。最近は内部レートも結構酷くて負けて-25LP、勝っても+15LPくらい・・・新しくアカウントを作り直してみようかな(笑)。アイアンの宿命なのか、試合途中でトロール・放棄される方も多くて。かといって自分の力だけで上がっていける程の実力は無いので、今ランクを上げるのは凄く難しいなって感じですかね。

※現在のランクはアイアン3。目標のゴールドまでは遠い道のりに。

 
でも逆に皆さんは、僕が下がっていくほど盛り上がってるみたいで(笑)。最近はTwitterや配信に反応してくれる方もかなり増えたんですよ。関心を集めることには成功したのかな。ただ、そんな皆さんに1つだけ言っておきたいのは、僕は毎日LoLをやってるんです!毎日やってるのに一向に上手くならないんですよ・・・。

 
―ランクが下がってしまった原因として、自分の中で何か思い当たる部分はありますか

川島:うーん・・・。前からネックだったCSについては、改善してきたと思うんですけどね。目標だった実戦での「10分間55CS」は、ほとんどの試合で取れるようになってきました。ただ、CS取れれば勝てるのかって言われたらそれも違いますからね。

あとは、僕の中で課題と思うのは、「寄る寄らないの判断」ですかね。味方を助けに行こうかどうかで迷ってウロウロ、と時間を無駄にすることが多いので、色々と考えてプレイしたほうがいいのかなと。結局負けそうな戦いに寄って行って、自分も巻き込まれてデスするっていうパターンが多いんですよね。その戦闘が寄るべき戦いなのか、そうではないのか、判断できるようになりたいですね。

 
―何かしらの打開策はお考えでしょうか

川島:前まではMidでジグス一筋でやっていたんですけど、やっぱり遠距離チャンピオンは難しいのかなと思い直しまして、最近はTopガレンを練習しています。でも、いざTopをやってみると、これまでずっと別レーンでやっていたのもあって、Topレーンでのワードの置き方・レーニングの仕方とかの基本がまだまだかなという感じです。

総合的に言うと、今は「キツい」です・・・。最近コーチングも減ってきて、吉本では別に「よしもとゲーム部」なんていうのも始めて、もしかして俺見捨てられてるのかな(笑)。こっちは600万が懸かってるんですよ!

このゲームは本当に今までやってきた中で、ダントツに難しいです。味方運もあるし、それを乗り越えられるだけの力がないと上がっていけない。しかも、その力があってようやく勝率60%ですからね。それで60%って割に合わないでしょ(笑)。

 

メインチャンピオンはガレンに

―ジグス・ガレンと練習されてきましたが、メインとなるチャンピオンは見つかりましたか

川島:やっぱりこのゲームで勝つにはデス数を抑える必要があるかなと思いまして、そうなるとガレンが一番合ってるんですかね。正直ガレンが使ってて一番楽ですし(笑)。視聴者の方から聞いた噂によると、ガレンは初心者用に作られているので、Riotがガッツリ弱くすることはないらしいです。ただ、ガレンに関しては僕のレート特有なのかもしれないですけど、BANされることがめちゃくちゃ多くて、やりたくても使えないことが結構あるんですよね。そういう意味でメインはガレン、他に使えるチャンピオンを数体用意しておきたいと思って、探している最中です。

レネクトンは意外とコンボが難しいし、ナーはやってて楽しいけど勝てるかって言われると・・・。強いとなると、イラオイかな。あいつは敵に来ると本当にウザいので、自分が使っても結構いい線行くんじゃないかと思いますね。どのキャラも使って初めてわかる部分が結構あるので、一通り触ってみて決めてみます。

※公開時点での、チャンピオン別勝率。インタビュー後、練習を始めたイラオイが高勝率をマーク。

 

―そろそろロールを1つに絞る段階になってきました

川島:もうこのゲームを800時間以上やっていますし、そろそろ開花したい時期ですよね。Midに絞って突き進むのか、うーん・・・。自分の中では絞るならTOPレーンが一番いいのかなと感じています。本当はサポートが好きなんですけど、やっぱりサポートでは味方依存になることが多いので、上のレートでやるならまだしも今のレートでやるのは厳しいですよね。何よりもサポートはエンゲージが大きな仕事なんですけど、まだまだ自分でエンゲージの判断をするっていうことが出来ないので。その点、TOPは対面との1対1に勝ちさえすれば、ある程度自由がきくレーンなので一番いいのかな・・・。

何よりも時間が本当に残されていないので、早くレーンを絞って、早く結果を出さないとまずいですよね。このどん底からゴールド到達したら、めちゃくちゃカッコいいと思うので、何とか結果を出したいですね。

 
―それでは最後に視聴者の方、ファンの方にひとこと頂けますか

川島:落ちるところまで落ちて、これまでやってきたのは何だったんだと思うところもありますが、ただ逆にここまで落ちたという伝説までは作れたので、ここからゴールド到達という伝説を作っていこうと思っています。巷では「川島、ゴールド達成は99.9%無理説」って言われていますけど、これは裁判の有罪率と同じ確率なんですよね。川島はここから逆転無罪を勝ち取るつもりなので、是非見ていてください!

 
関連リンク
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