秋葉原の主要大型施設を含む300店舗以上が盛り上げる、世界と繋がる新しいesportsの祭典 「AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP」の「レインボーシックスシージ」の準決勝・決勝が8月10日(土)にe Sports Studio AKIBAにて開催されました。
世界最大規模のesportsタイトル「League of Legends」と昨今日本人プレイヤーも世界的に活躍している「RAINBOW SIX SIEGE」の2タイトルを約1ヶ月間、最大128チームがノックアウト方式のトーナメント戦で各タイトル賞金総額100万円をかけて戦う大会です。
トーナメントでは、ベスト16までの4試合はオンラインで戦い、ベスト8(準々決勝)は秋葉原「e Sports Studio AKIBA」(ソフマップAKIBA2号店)を会場とし、ベスト4は中国からのプロゲームチームも参加して昨年完成した神田明神内 明神ホールで準決勝、決勝戦を行います。
esportsの聖地「秋葉原」で開催された今大会は、試合開始前から長蛇の列ができるほど、たくさんのプレイヤーが会場へと足を運んでいました。
また、1300年の歴史をもち、徳川家康も必勝祈願を願ったという「神田明神」での開催ということで、試合前に選手たちの必勝祈願も行われました。
【神田明神カップ】
必勝祈願の御参りが行われました。未だかつて無い試みに選手も神妙な面持ちとなっております。
神の御加護によって優勝を手にするのはどのチームだ⁉️#R6S #夏葉原 pic.twitter.com/Pq9ykxsDhT— KANDAMYOUJIN CUP (@MYOUJINCUP) August 10, 2019
イベントの司会は踊り手として有名なあぷりこっと*さんと、esports キャスターの吉崎智宏さん、また、実況解説にはとんぴ?さんとふり〜ださん、インタビューワーはグラビアアイドルの吉田早希さんが務めました。


目次
第1戦目 TeamWE vs SCARZ


中国から来日し、まだまだ情報の少ないプロゲーミングチーム「TeamWE」と、準々決勝ではレインボーシックス プロリーグに現在出場中の「DetonatioN Gaming」を倒し、抽選で選ばれた「SCARZ」が対戦。
第1戦目 海岸線では序盤からTeamWE Cold選手がいきなりクラッチを決める試合に。SCARZも負けじとポイントを取り返すも、日本とは違う戦術にかなり悩まされ、5-6まで持ちこたえましたが7-5でTeamWEが勝利しました。
マップ | チーム | 結果 | チーム | |
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BO1 | 海岸線 | TeamWE | 7-5 | SCARZ |
第2戦目 FAV Gaming vs GUTSGaming


互いにプロリーグ上位に位置する「FAV Gaming」と「GUTSGaming」。プロリーグではまだ見ることができていない対戦カードとなりました。
第2戦目 領事館はGUTS Gamingが勝率の高いマップとなりましたが、FAV Gaming ShiN選手1人での動きを対処しきれなかったGUTSGamingがかなり悩まされる試合結果に。1ラウンドは獲得できたものの、FAV Gamingが7-1で勝利しました。
マップ | チーム | 結果 | チーム | |
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BO1 | 領事館 | FAV Gaming | 7-1 | GUTSGaming |
第3戦目 TeamWE vs 父ノ背中

SCARZを倒し、力を見せつけることができたTeamWEと、準々決勝では未知数だったダークホース「ELP」を倒した「父ノ背中」が対戦。
準々決勝に続き、情報量の少ないチームと戦うこととなった父ノ背中でしたが、第2戦目 領事館ではかきたれ選手のファインプレーが続出。ベテランの集まる父ノ背中の対応力が輝く試合となり、7-3で父ノ背中が勝利しました。
マップ | チーム | 結果 | チーム | |
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BO1 | 領事館 | TeamWE | 7-3 | 父ノ背中 |
決勝戦 FAV Gaming vs 父ノ背中
オフラインではあまり見慣れないBO1という形式の中で勝ち抜いてきたFAV Gamingと父ノ背中。
決勝戦 海岸線では、序盤からジャッカルやトッケビを使用して遊撃に対応するFAV Gamingと、モジーや、バルキリー、マエストロと、情報系オペレーターで対応する父ノ背中のハイレベルな試合となりました。
最終ラウンドでは、ShiN選手の斜線への管理ができなかった父ノ背中が一歩及ばず、勝利したのはFAV Gamingとなりました。
マップ | チーム | 結果 | チーム | |
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BO1 | 海岸線 | FAV Gaming | 7-5 | 父ノ背中 |
神田明神の境内で表彰式を開催
神田明神での開催となった今大会では、表彰式が神田明神の境内で開催されました。

4位までの選手全員に神田明神の宮司 清水祥彦氏よりメダルの授与と、優勝チームおよび準優勝、3位のチームには賞金と副賞、トロフィーも授与されました。
最終戦では会場に人が入らないほど、大盛況となった今大会。アマチュアチームでもオフライン大会へと参加ができるということで話題となった「AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP」は、来年の開催も予定しているとのことなので、興味のあるプレイヤーはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
→レインボーシックス シージ AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP 決勝大会