本日、9月25日より中国・上海にて開幕する、人気MOBAゲーム「League of Legends(LoL)」世界大会「Worlds 2020」。10回目の開催となる今大会は、9月25日からプレイインステージ、10月3日よりグループステージがスタートし、約1か月の間、全22チームが世界一の座を争います。
本記事では、日本公式リーグ「LJL」を代表して参加する「V3 Esports(V3)」の試合日程・対戦カードなどをお伝えします。
試合日程
日本代表「V3 Esports」は本大会・プレイインステージより参加となっています。プレイインステージは9月25日から9月30日にかけて行われ、全10チームが「Worlds 2020」本戦出場権4枠を争います。
対戦形式は、全10チームが各5チームの2組に分かれ、総当たりのリーグ戦を実施。各組上位1チームはその時点で本戦出場が確定、両組2-4位の6チームはプレイインノックアウトステージに進出し、トーナメント形式で残りの2枠を争います。
9月26日(土)
17:00 vs「Rainbow7(ラテンアメリカ代表)」
19:00 vs「Unicorns of Love(CIS代表)」
9月27日(日)
17:00 vs「LGD Gaming(中国代表)」
19:00 vs「PSG Talon(東南アジア代表)」
その他、プレイイン詳細日程は↓から
【9月25日(金)17:00開始!】
Worlds 2020 Play-in Group Stage の全スケジュールが発表!V3 Esportsの初戦はDay2 9/26 17:00です! #Worlds2020 #V3WIN🗓全日程スケジュールはこちら:https://t.co/SuUUminv1a pic.twitter.com/08oLVMTX9G
— LJL (@Official_LJL) September 17, 2020
グループB 全5チーム
※世界ランクは「ESPN Power Ranking」参照
V3 Esports(LJL・JP)世界ランク22位
TOP Paz
JNG Bugi
MID Ace
ADC Archer
SUP Raina
「Worlds 2020」LJL代表。LJL4連覇中の王者DetonatioN FocusMeをゲームスコア3-2の接戦で下して、初となるWCS出場を決めた。決勝戦では大詰めの5戦目に、奇策・スワップ戦術を選択して勝利するなど、確かなマクロ力を見せている。初となる世界の舞台でも、その力を発揮できるのか注目したい。
チームの中心はJGのBugi。LMS・FW時代にはMSIグループステージに出場、3勝3敗と世界でも堅実な成績を残している。MIDのAceは中国渡航後のソロランクで、チャレンジャー100位台に到達、WCS参加選手中8位と驚愕の結果を出しており、MID-JGコンビの爆発を期待したい。
LGD Gaming(LPL・CN)世界ランク10位
TOP Langx
JNG Peanut
MID xiye
ADC Kramer
SUP Mark
LPL第4シード。レギュラーシーズンは22勝18敗・勝率55%とやや低調な結果に終わったものの、プレイオフでは一昨年WCS王者のIGを2度倒すなど勝負強さを見せ、LPL第4シードで初のWorlds進出を決めた。初出場とはいえ、MSI優勝経験を持つJGのPeanut、元WEのxiye、元RNGのLangXとWCS経験者が揃うなど、各チームメンバーの実績は十分。名実ともに「プレイイン最強」の戦力で本戦出場を狙う。
プレイスタイルは、好戦的な戦術を取るチームが多いLPLにあっては珍しく、LCKライクな落ち着いたゲーム展開を取ることが多い。プレイオフでは、MIDのxiyeが非常に優れたパフォーマンスを見せた。V3戦では、Aceがこのxiye相手にどれだけレーニングで食らいつくことが出来るのか、注目したい。
Unicorns of Love(LCL・CIS)世界ランク16位
TOP BOSS
JNG AHaHaCik
MID Nomanz
ADC Gadget
SUP SaNTaS
14戦無敗と圧倒的な成績でWCS進出を決めたLCL屈指の強豪、WC地域最強チームとの呼び声も高い。今季はBOTレーンの補強を行い、Gadget・SaNTaS両選手が加入、これで「MSI 2019」に出場した旧VEGAメンバーが再び集結した。
当時のLJL代表・DFMがこのVEGA相手に2敗を喫し、惜しくもプレイイン敗退となったことは記憶に新しい。V3がDFMの敵討ちを果たせるのか、WC地域最強チームが日本代表の前に立ちはだかる。
Rainbow7(LLA・LAT)世界ランク18位
TOP Acce
JNG Josedeodo
MID Aloned
ADC Leza
SUP Shadow
IWCI・IWCQ時代には「Lyon Gaming」として国際戦に出場経験もあるLLA地域の名門チーム。今季はプレイオフで昨年LLA代表「Isurus Gaming」を破るなど好調をキープし、2018年以来となる国際戦出場を決めた。
中国渡航後のスーパーサーバーでは、SUPのShadowがチャレンジャー、JGのJosedeodoがGMに到達するなど、高い個人技を見せており、V3のプレイイン突破に向け、決して侮れないチームとなっている。
PSG Talon(PCS)世界ランク19位
TOP Hanabi
JNG Kongyue(⇔River)
MID Uniboy(⇔Tank)
ADC Dee(⇔Unified)
SUP Kaiwing
東南アジア地域リーグ「PCS」第2シードで出場。新型コロナウイルスに関わるビザ発行の遅れにより、3選手がプレイイン不出場となっている。中でもJGのRiverは、昨年V3に所属しており、対戦を心待ちにしていたファンも多かっただけに残念な結果となった。PCS・AHQよりKongyue・Uniboy両選手、PCS・MachiよりDee(コーチ)がそれぞれ3選手の代役を務めることが発表されている。アクシデントにより急造チームとなった中で、どれだけの結果を残せるのか、旧5大リージョンのプライドを賭けた戦いとなる。
Tips:サッカー・リーグアン所属のパリサンジェルマンが保有するチーム。PSGカラーのユニフォームにも注目!
まとめ
WCSでの日本勢最高成績は「Worlds 2018」のDetonatioN FocusMeによるプレイインノックアウトステージ進出となっています。V3 EsportsがLJLの歴史を塗り替えることが出来るのか、その戦いに注目が集まります。
試合は本日17時より「Riot GamesJP」チャンネルにて放映予定。