人気MOBAゲーム「League of Legends(以下、LoL)の北米の強豪チーム「TSM」LoL部門所属のBjergsen選手が、TSMの公式twitterにて選手を引退し、コーチに転身することを発表しました。

以下、Youtubeの内容翻訳

皆さんこんにちは。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがBjergsenです。

今日、ここにいるのは発表があるからです。TSMの所属プロ選手として、LoLをプレイできたこと本当に感謝しています。

僕が初めてプロとしてゲームを始めたときは、デンマークにいたうつ病を患った少年で、LoLは特に学校で直面していた困難から逃れるためのものでした。最初は学校から逃げるためだけに活動していたのですが、もしプロとして上手くいかなければ、高校を卒業することが絶対だったので学校に戻らなければならなかったんです。この仕事やキャリアを通して多くの困難や成功があって、多くのこと学び成長することで今の僕があります。

LoLを約8年、TSMの選手として約6年プロとして活動してきましたが、選手として引退し、TSMのヘッドコーチに転身することをお伝えします。

多くの人にショックを与えるかもしれないですが、これは「2020 World Championship」の結果が悪かったことからとっさに思いついたわけではなく、特に去年あたりからずっと考えてきたことです。リーダーであり最年長であると、さまざまな場面でプレイしながらコーチングをすることがあります。みんなが同じ路線に立ち、一致団結してプレイする事、個人個人の成長を促し奮い立たせるといった側面も含めて楽しめました。Spring SplitとSummer Splitの間に転身も考えましたが、コーチになる前に充実したシーズンを過ごしたかったですし、現役選手である以上、自分のパフォーマンスに集中しなければならないですし、コーチングはサイドプロジェクトに過ぎなかったため、今シーズンはコーチ業は担当するべき人に任せようと思っていました。

歳をとり、長年プレイしてきて、今がフルタイムでコーチング業に移るべきタイミングであると考えました。コーチングのプロジェクトが僕の責任の下、なにか出来ることを実践してみたいと感じたんです。私自身、TSMのコーチに転身してステージ上でプレイしなくなるだけで、LoLの競技シーンにはいますし、毎日みんなと北アメリカでの「勝利」、Worldsでの「優勝」というゴールに向かって働きかけます。それ故に「引退」という言葉自体に違和感を感じますね。新たな立場で、新たな可能性のもと、チーム全員でゴールに向かって行けることを楽しみにしています。

Worldsでは、不甲斐ない結果に終わってしまいました。僕自身、当分はもう来ないだろうスランプがありましたが、チームにトロフィーを持って帰ってこれたことは嬉しく誇りに思います。今後は、プレイヤー以上にコーチという側面から、多くのインパクトをみんなに与え、多くのトロフィーを持ってこれることを願っています。

私個人とチームをサポートしてくださって、ありがとうございました。皆さんが考えていた結末ではないと思いますが、新しい役割でもサポートしてくださることを願っています。すぐには完璧なコーチになることは約束できないですし、多くのミスをするかもしれません。でも、私自身どういう考え方をしているのか知ってほしいです。例え、ミスをして失敗しようとも、これから毎日私は出来る限りのことをしていきます。長い目で見て、TSMが見つけた最高のヘッドコーチになれることを願っています。