先日行われた「Six Major Raleigh 2019」のAPAC予選で、アジアの強豪たちを倒し見事、世界大会への進出を決めた「CYCLOPS athlete gaming」。Six Major出場チームのなかでも最年少チームとなる彼らは、元気でハキハキとしており、明るい雰囲気のあるチームだ。

半年前のAPAC予選で悔し涙を流した彼らは、一体どのように成長したのか。また、解散したSengoku Gaming レインボーシックスシージ部門からの黒船、gatorada選手とSuzuC選手にもCYCLOPS athlete gamingについて語ってもらった。


Shokei選手
とても真面目で頼れるリーダー。海外の選手と仲がいい。
Twitter @ShokeiR6 / Twitch Shokeir6

Anitun選手
Youtubeの登録者数が2万人を超える人気配信者でもある。
Twitter @Anitube_ / Youtube CAG/ Anitun

BlackRay選手
クールな見た目をしているが、明るく、よく喋る。
Twitter @_BlackRay_ / Youtube CAG/ BlackRay

gatorada選手
イケメン選手と名高い彼は、チームのムードメーカー。
Twitter @gatorada9731

SuzuC選手
選手の中では最年長であるためか、かなりクールな雰囲気を漂わせている。
Twitter @SuzuC00L / Twitch suzuc112

XQQコーチ
OverWatch界の大御所。R6S部門を世界大会へと導いた指導者。
Twitter IAMXQ / Twitch iam_xq

――APAC予選はお疲れ様でした。また、世界大会出場おめでとうございます。大会を振り返ってみていかがでしたか。

BlackRay選手:(僕たちは)いつも通りやれば勝てると思っていたので、変な緊張もなくできてよかったです。
あと、大会で使ったパソコンの調子が悪くて。音が聞こえにくくて、僕にパフォーマンスが下がったっていうのが悔しかったですね。

――プロリーグの前半戦も終了し、日本以外のチームと戦ってみて、感じられたことなどありましたか。

gatorada選手:そうですね。あらかじめ動画とかを見て、あらかた相手の作戦とかプレイスタイルを研究していたので、こういうことしてくるんだろうなっていうのは大体わかっていて。まあ、余裕でしたね(ドヤ顔)

gatorada選手

Shokei選手:日本と海外の違いってやっぱり結構あって。緩急つけてきたり、日本のチームよりもAPAC地域のチームの方が強かったです。
AeroWolfとか、OrglessやCloud9とか、日本のチームよりも仕掛けてくることはレベルが高くて。いい経験になりました。

gatorada選手:ふ〜ん。

Shokei選手:お前一緒にいただろ(笑)

――CAGのメンバー内での面白い話や、この選手のここがすごいなどをお聞かせください。

BlackRay選手:gatoradaっていう選手がいるんですけど、まあちょっと結構バカで。母国語で会話が通じないくらいやばいんですよ(笑)

Shokei選手:ゲーム内でのIQはめちゃめちゃ高いんですよ。だけど、日常生活だとまじでIQないんで。

gatorada選手:BlackRayの母国語ってポルトガル語なんで。普通にそれは通じないんで。

一同:爆笑

――Sengoku GamingからCAGに来てから何か変わったことはありますか。

gatorada選手:そうですね。CAGに来て思ったことは、XQQコーチがいるってことはかなり大きな力になって。

XQQコーチ:それ毎回インタビューのとき言うよな。

gatorada選手:絶対言いますよ、これは。

Anitun選手:XQQコーチがいたからこそのCAGだからね。

BlackRay選手:やっぱりこのファッションが最先端を駆け抜けてるっていう。

gatorada選手:帽子がカンガルーだからね(笑)

XQQコーチ:これはオーストラリアの戦利品(笑)

――XQQコーチは「OverWatch」から「レインボーシックスシージ」と、異なるタイトルへの移動となりましたが、溝はどのように埋めていきましたか。

XQQコーチ:シージはオペレーターがいて、OverWatchはヒーローがいて、どちらのゲームもそれぞれ役割分担(ロール)も有りますし、そこまで激しいギャップは感じていないです。
OverWatchでボイスチャットやチームの連携っていうベースの部分を大事にしていた経験を、シージにも活用して教えられているので。でも、まだまだシージは勉強中ですね。

――半年前のAPACからここまで成長できたのってすごいですよね。

一同:まあ、そうですね!

BlackRay選手:(XQQコーチが)結構シージの動画とか見てるらしくて。実は努力家なんです。

XQQコーチ:まあ、努力家らしいです(笑)

――8月の世界大会では世界中から強豪が集まりますが、気になるチームや選手はいらっしゃいますか。

Anitun選手:Team Empire!

Anitun選手

gatorada選手:僕はEmpireより、今はG2 Esportsですね。

XQQコーチ:G2?

gatorada選手:そうですね、やっぱPengu選手ですかね。一番倒したいです。

SuzuC選手:僕はG2のKantoraketti選手です。eiNs時代に「Six Invitational 2018」に出場※をして、負けたんでリベンジしたいです。

※Kantoraketti選手は当時ENCE eSportsに所属。

――Six Major Raleigh 2019の意気込みをそれぞれお願いします。

BlackRay選手:まあ、意気込みとしては勝つだけですね。

SuzuC選手:グループステージは突破して、本戦を突破してベスト8の中でどれだけ戦えるかですかね。頑張ります。

Shokei選手:初戦の相手(G2 Esports)と戦った時に、アジアの強さを見せつけられると思うので、絶対勝ちたいです。

gatorada選手:僕は初めての世界大会で、行けるのが本当に嬉しいんですよ。そこで勝てたらもっと嬉しいので、もう勝ちたいですね。望むなら優勝したいです!

Anitun選手:じゃあ僕は、優勝したいと思います。ハードルを上げて、目標を高く持っておけばうまくいくんですよ。

XQQコーチ:頑張ります。

Six Major Raleigh 2019

R6S「Six Major Raleigh 2019」のグループ分けが発表 日本2チームは別グループでの出場に

日程:グループステージ 8月12日〜14日(放送のみ)、本戦 8月16日〜18日

場所:アメリカ・ノースカロライナ州 Raleigh Convention Center

賞金:
総額 $500,000(約5,400万円)
1位 $200,000(約2,200万円)
2位 $80,000(約865万円)
ベスト4 $40,000(約432万円)
ベスト8 $20,000(約216万円)
ベスト12 $10,000(約108万円)
ベスト16 $5,000 (約54万円)

CYCLOPS athlete gaming


公式ページ:http://cyclops-osaka.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/CYCLOPS_OSAKA