2020年2月7日(金)〜2月16日(日)にカナダ・モントリオールにて開催された、人気FPSゲーム「レインボーシックスシージ」の世界大会「Six invitational 2020」。

今回は惜しくもグループステージ敗退となってしまいましたが、大健闘を見せたRogueのKorey選手にインタビューを実施しました。


――ロースター変更後、初めての大会となりましたが、今大会の成績とチームの完成度どのように評価しますか。

Korey:残念ながら、グループステージ敗退となり思い通りの結果にはなりませんでしたが、僕たちのグループの2チームが最終的に1位(Space Station Gaming)と3位(TSM)になったのは僕個人としては嬉しい事です。もちろん自分たちの結果にはがっかりしていますし重く受け止めています。

――Ripz選手が加入し、各々の役割に変更もあったと思いますが抵抗はなかったですか。

Korey:Ripzは、非常によくチームに溶け込んでいますし、役割については僕とHicksで抜けたAlphamaの役割を担っていましたが思いのほか上手くいきました。

――Six Invitational2020の前に所属チームの変更がありましたが、これはいつ頃から決まっていたのでしょうか。

Korey:2019年の終わり頃にRogue側から連絡があり、チームに大きな興味を示してくれていて、ここまで大きくサポートしてもらっています。

――Six Invitational2020を通して、印象に残っているチームを理由とともに教えてください。

Korey:今まで、オフライン大会でここまでの成績を残していたり、パフォーマンスを見たことがなかったが故に、Ninjas in Pyjamasには驚かされました。同様のことがFNATICにも言えると思います。世界中に彼らの戦い方を示せた大会でしたね。

――今大会で採用されていたダブルイリミネーションについて、決勝でウィナーズ側にアドバンテージとして1マップ与えてのスタートでしたが、これについて意見はありますか。

Korey:ダブルイリミネーションはやっていても見ていても面白かったのですが、決勝戦のアドバンテージについてはすこしやりすぎかなと思っています。

――開発チームがSix Invitational2021にはポイント制度を導入し、20チームの参加を表明しましたがこれについての考えを教えてください。

Korey:新しいポイント制度はすごく期待していて、今年度は半年間の努力でS.I.出場が決定してしまいますが、来年は1年間と、長期的なチームの成績で決まるのはいい事だと思います。

――チームとしては、フランスリーグ制覇や国際大会に多く出場経験がある中で、Six Majorやプロリーグファイナル、Six Invitationalと大きなタイトルがまだありませんが今後の取り組みはどうしていきますか。

Korey:オフライン大会で結果を残せていないので、実戦経験はもちろんのこと、今後時間を費やして準備に励んだり、試合中のメンタル部分の強化に力を入れていこうと思っています。

――EUシャッフルが行われましたが、注目しているチームを教えてください。

Korey:EUシャッフルで一番の注目ポイントはG2 Esportsのロースター変更です。個人的には元FNATICのVirtue選手がEUでどれだけ活躍できるかは非常に興味深いです。

――これからのチームのどこに注目して観てほしいですか。また長期的な目標を教えてください。

Korey:チームとしての目標は、オフラインでのパフォーマンス向上やSix Majorでのタイトル獲得は絶対ですね。僕らの夢の一つであるこれらのことは、どんなことがあろうと成し遂げるので、僕らの努力する姿をこれからも応援よろしくお願いします!

取材・文 / GuNBoY