日本時間2019年12月15日~16日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された、ストリートファイターV AEのプロツアー「Capcom Pro Tour 2019(CPT)」の上位32名のみが出場できる大会「Capcom Cup 2019(CC)」にて、idom選手が優勝しました。

優勝したidom選手は今季ポイントランキングでは26位とギリギリでCC出場権を勝ち取った形でしたが、見事に優勝。今年のEVOでは5位に入賞したものの、プレミア以上の大会では優勝経験がありませんでした。そして今大会の優勝で賞金250,000ドルを手にしました。

今大会では優勝候補に挙げられていたボンちゃん選手、藤村選手が早々に敗退。またTOP8の段階で日本人選手は5名いましたが、ウィナーズ側はふ~ど選手の1名のみで、マゴ選手、まちゃぼー選手、ときど選手、ネモ選手の4名はルーザーズ側に回りお互いがつぶし合う形になりました。

さらにルーザーズセミファイナルでマゴ選手が敗退したことにより日本人選手のグランドファイナル進出が消滅。CCでは2016年グランドファイナルのNuckle Du選手対Ricki Ortiz選手以来となるアメリカ勢同士の戦いとなりました。

グランドファイナル

CapcomFightersのCapcom Cup 2019 – Finals Dayをwww.twitch.tvから視聴する

グランドファイナルはウィナーズ側PUNK選手、ルーザーズ側idom選手という組み合わせ。ウィナーズファイナルで両選手が対戦した際は、PUNK選手がかりんを使用、idom選手は初戦はララを使用後2戦目からポイズンに変更。しかしグランドファイナルではidom選手はララに戻し、PUNK選手はキャミィをピック。

このピックが功を奏したか、PUNK選手がキャミィの低空ストライクなどの上からの攻めと、中足ヒット確認スパイラルアローなどサブキャラクターとは思えない練度で2セットを連取。ウィナーズのまま優勝するかと思われましたが、ここからidom選手がまさかの逆3タテしリセット。1セット返された段階でPUNK選手はかりんにキャラクターを戻しますが、idom選手はララのEXサンダークラップを起点に展開を早くし、コマンド投げ・打撃の択をかけつつ打撃ヒット時には判別の難しい表裏択でPUNK選手を圧倒します。

PUNK選手はこの激しい攻めにVリバーサルで避けるしかなく、さらにこの息苦しい展開に自らの攻めのパフォーマンスが低下し、中足ヒット確認天狐を得意とするPUNK選手が何度かこれをミス。対するidom選手は、リセット後もその勢いは衰えることなくあっけなく2セットを連取。なんとか意地でPUNK選手は1セットを取り返しますが、ここでidom選手はポイズンをピック。これが見事にはまり見事idom選手がルーザーズ側から、今季ポイントランキング世界一のPUNK選手をくだし優勝。CPT 2019年間王者となりました。

TOP8の順位は以下の通り。

順位 選手 国籍 使用キャラ 獲得賞金
1 idom アメリカ ララ・ポイズン 250,000ドル
2 PUNK アメリカ かりん・春麗・キャミィ 50,000ドル
3 Phenom ノルウェー かりん・ネカリ 21,000ドル
4 マゴ 日本 かりん・キャミィ 12,500ドル
5 ときど 日本 豪鬼 9,000ドル
5 ふ~ど 日本 ミカ・バーディー 9,000ドル
7 まちゃぼー 日本 ネカリ 5,000ドル
7 ネモ 日本 ユリアン 5,000ドル

 

今大会で長きに渡り行われたCPTもこれで終幕。大会終了後には来シーズンのCPTの大まかな概要が発表。

ツアー自体が前期と後期に分けられ、前期ポイント上位8名がCC進出決定後にポイントはリセットされ同様に後期8名が進出する模様。またCC進出者は40名と枠が増え、22のローカルイベントから進出者を決定するとのこと。詳細については後日公式からの発表が待たれます。

さらには新キャラクター「セス」が発表。これでストリートファイターシリーズのボス全キャラクターが初めてプレイアブルキャラクターとして登場しました。そして以前から発表されていた新キャラクター「ギル」、新要素「Vスキル2」、各キャラクターのバランス調整が日本時間17時に追加予定とのこと。

CPTが終了したものの、年内には日本で初めて行われる「RedBull Kumite」など様々なイベントが行われる「ストリートファイターV」。これを機にプロシーンを観戦や自らプレイしてみてはいかがでしょうか。

公式サイトCapcom Pro Tour