Amazonが2020年にクラウドゲームサービスへ参入予定であることが明らかになりました。11月19日にはGoogleがクラウドゲームサービス「Stadia」をリリースしていますが、それに引き続いての参入となります。
米メディア・CNETは、Amazonが「新事業・クラウドゲームサービス」に取り組むエンジニアへの雇用を増やしていること、新サービスとAmazonの所有する配信サイト「Twitch」の将来的な統合計画があることを伝えています。
ゲーム会社というイメージのないAmazonですが、同社が運営している「Amazon Web Services」は、Fortniteを初めとした数々のゲームを支えている他、人気ゲーム配信サイト「Twitch」を所有するなど、ゲーム業界との関わりは非常に深く、クラウドゲームサービスリリースも現実的な計画とみられます。Amazonは、以前にも Amazon Fire を利用したクラウドゲーム(2014年・下記動画)をリリースしています。
Microsoftの「Project xCloud」、EAの「Project Atlas」の他、Nvidia・任天堂など数多くの企業が、クラウドゲームサービスへの関心を高めており、今回のAmazonの参入でさらなる期待が高まっています。クラウドゲームにとって2020年は大変革の年となりそうです。
参考:THE VARGE