先日、LoL WCSで優勝したLPL代表FPXのMIDレーナー「Doinb」選手が大会終了後、自身の引退の可能性に言及しました。世界一となった選手の大会後の引退となれば、前代未聞の出来事です。

海外メディアDEXERTOによると、Doinbは大会終了後の記者会見で、自身の首が日常生活に影響を及ぼすほどの酷い状況にあること、結婚した10代の妻との時間を作れていないことなど複雑な心境を語りました。

Doinb選手は「私は昨年末に引退を考えていましたが、妻は私に最後の挑戦をしてほしいと言いました。彼女なしではこの優勝トロフィーを掴むことはできなかった。本当に彼女に感謝したいです。」と家族への感謝を述べるとともに、「私はあまり家に帰ることができないし、帰っても常にランクをプレイしている。彼女には申し訳ない気持ちでいっぱい。」とコメント。また、自身がWCS出場も危ぶまれた程の健康状態にあることも明かしました。

その後「引退するのか?」という質問に対して明言は避けたものの、今後ファンに対しての個人配信を行う予定を明らかにしました。

Doinb(本名:김태상)
韓国出身。22歳。ソロQの有名プレイヤーとしてFakerなどからも高い評価を受け、2015年中国でプロデビュー。その後JDG、Rogueを経てFPXに入団。2019年初のWCS出場で初出場初優勝。妻は元キャスターの”Umi”