2019年11月9日(土)・10日(日)に愛知県・常滑市の「Aichi Sky Expo」で開催される、人気FPSゲーム「レインボーシックスシージ」の大規模世界大会「プロリーグ シーズン10ファイナル in Japan」でビザトラブルが発生し、既に出場不可となっている「FaZe Clan」のion選手に続いて「Ninjas in Pyjamas」のJULIOKamikaze選手の出場が危ぶまれる事態となっています。

問題となっている選手たちはブラジル人で、本大会出場には日本国からビザの発行を受ける必要がありますが、いずれのビザ申請も拒否されました。

「Ninjas in Pyjamas」マネージャーのBOB氏は自身のTwitterで、所属する2選手に加えてAr7thurコーチのビザも拒否されたことを明らかにしました。再申請の機会が与えられていますが、残された猶予は数日で出場は絶望的とみられます。2選手1コーチを欠くことになれば、同チームの戦いは非常に困難なものとなります。

当該ビザ申請は主催のESLが担当となっていたものの、大会直前にチームに役割が移管されたことが原因とみられます。チーム側には数日間の余裕しかなく、結果としてトラブルを招く結果となりました。

既に出場できないことが決定しているion選手所属の「FaZe Clan」はESL側に対する訴訟を検討しており、「Ninjas in Pyjamas」からも今後何らかの動きが予想されます。

ESLへの苛立ちを見せるBOB氏のツイート

続報が発表され次第、追ってお伝えします。

参考元NiP’s JULIO, Kamikaze, and Ar7hur now Denied Visas