世界的有名プロゲーミングチーム「Cloud9」のレインボーシックスシージ部門によるエキシビジョンマッチが、2019年7月27日(土)に開催されました。
今大会は、日本国内であらかじめ予選を行い、勝ち抜いた精鋭2チームがCloud9とオフライン決勝戦を開催。予選を勝ち抜き代表となった「野良連合 JCG部門(以下、NRG)」と、先日世界大会への出場を決めた「CYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)」が参加しました。
Cloud9は韓国の強豪チームで、APACの中でもFNATICや野良連合と並ぶ実績を持ったチームです。2019年初めには「Six Invitational」にも出場し、当時の世界王者であったG2 Esportsとも互角の戦いを繰り広げました。
第1戦目 野良連合
リーダーの1z選手以外は、今回が初のオフライン大会となったNRG。また、Cloud9はh3dy選手は元野良連合ということもあり、どちらが勝つのかに注目が集まりました。
1マップ目ヴィラではフルラウンド勝負にもつれ込む大接戦に。初戦から熱い戦いが繰り広げられました。
7-7で迎えた最終ラウンドでは、Maavi選手のクアトロキルにより、NRGが勝利。続くクラブハウスでは0-7とCloud9の完全試合となりました。
最終マップ領事館では、NRGが健闘するも、4-7でCloud9が勝利しました。
第2戦目 CYCLOPS athlete gaming
SixMajorのAPAC予選では見られなかったCYCLOPS athlete gaming vs Cloud9。
1マップ目はカフェ・ドストエフスキー、2マップ目は国境、3マップ目は銀行と、vs NRGとは全て違うマップピックとなりました。
初戦カフェでは、チャットで「knife」と訴えるCAG選手たち。Cloud9の選手も「go.」と返事。エキシビジョンマッチだからこそ行えるナイフ戦が、エアジャブの爆発とともにスタート。
1ラウンド目のナイフ戦は見事、CAGが勝利を収めました。
その後、カフェではCAGの撃ち合いの強さやカバーの早さにより7-3で見事勝利。続く国境では、CYCLOPS athlete gamingがあまり試合を行っていなマップの為か、Cloud9が勝利。
最終戦銀行は、CAGが得意とするマップでしたが、フルラウンドまでもつれ込む大接戦に。最終ラウンドではSuzuC選手の固い地下サーバーの防衛に苦しめられたCloud9。
止むを得ずハッチから飛び降りましたが、待ち構えていたCAGが見事Cloud9を全滅。勝利したのはCAGとなりました。
オフラインでのエキシビジョンマッチということで、多くのファンが集まった今大会。NRGは今大会で大きな成長が見られることが期待されます。また、CAGはSix Majorへ向けて、チームのレベルを見せつけることができました。
2019年はレインボーシックスシージのオフライン大会が多く予定されているので、プレイヤーはぜひ足を運んで大会の熱気を体感してみてはいかがでしょうか。
今回の大会の模様は以下の動画から視聴可能です。
