2020年9月24日(木)から9月27日(日)にかけて、日本eスポーツ連合(以下、JeSU)による日本代表選考会「JAPAN eSPORTS GRAND PRIX」のストリートファイターV部門が開催されました。
大会は招待制大会でJeSUプロライセンス選手のみが出場。賞金は優勝100万円、準優勝25万円。さらに優勝者は、国際大会が行われる際に派遣される「日本代表選手」に選出されることとなります。
今回予選を勝ち上がり決勝大会へ進出した8選手がこちら。
・ふ〜ど選手
・ひぐち選手
・ボンちゃん選手
・ウメハラ選手
ルーザーズ
・もけ選手
・竹内ジョン選手
・ガチくん選手
・クラッシャー選手
さらに試合実況・解説は、お馴染みのアール氏とハメコ。氏が務めました。対戦ルールはダブルエリミネーション形式のBO3になります。
ウィナーズ・ルーザーズファイナルまでの試合結果
ウィナーズ
試合 | 選手 | 試合結果 | 選手 |
---|---|---|---|
ウィナーズセミファイナル第1試合 | ふ〜ど(レインボー・ミカ) | 2-1 | ウメハラ(ガイル) |
ウィナーズセミファイナル第2試合 | ボンちゃん(かりん・サガット) | 2-1 | ひぐち(ガイル) |
ウィナーズファイナル | ふ〜ど(レインボー・ミカ) | 2-0 | ボンちゃん(かりん・サガット) |
ルーザーズ
試合 | 選手 | 試合結果 | 選手 |
---|---|---|---|
ルーザーズ第1回戦 第1試合 | もけ(ラシード) | 2-1 | ガチくん(ラシード) |
ルーザーズ第1回戦 第2試合 | 竹内ジョン(ラシード) | 2-1 | クラッシャー(バーディー) |
ルーザーズ第2回戦 第1試合 | ひぐち(ガイル) | 0-2 | ガチくん(ラシード) |
ルーザーズ第2回戦 第2試合 | ウメハラ(ガイル) | 2-0 | 竹内ジョン(ラシード) |
ルーザーズセミファイナル | ガチくん(ラシード) | 2-1 | ウメハラ(ガイル) |
ルーザーズファイナル | ボンちゃん(かりん・サガット) | 0-2 | ガチくん(ラシード) |
グランドファイナル
グランドファイナルはウィナーズ側から無敗で勝ち上がったふ〜ど選手、ルーザーズ側からは、ガチくん選手が出場しました。ウィナーズ側でふ〜ど選手に敗れたガチくん選手はリベンジを果たすことができるのか、それとも無敗のままふ〜ど選手の優勝となるのか。
キャラクターセレクトでふ〜ど選手は「レインボー・ミカ」ではなく「ポイズン」を選択。これが吉と出るか。対してガチくんは自身の持ちキャラである「ラシード」を選択しました。
まず、ふ〜ど選手をルーザーズに引きずり落としリセットを目指したいガチくん選手、ジャンプからのコンボによる攻撃で有利を取り、ラウンドを2戦連取して、1勝目を勝ち取ります。次勝利するとリセットとなるため、絶対に次のラウンドも取りたいところ。
しかし、2試合目ふ〜ど選手は間合いを取りながら、ポイズンのムチを巧みに操りながら体力を徐々に減らして、1ラウンドを勝ち取り、流れを自身にもっていきます。ガチくんも負けじと攻めに出るも、ふ〜ど選手は相手の動きを読みながら戦い、最後はCA(クリティカルアーツ)でフィニッシュ。1−1のイーブンに持ち込み、ふ〜ど選手は優勝に王手をかけた形となりました。
第3試合、優勝かリセットかの大一番。ガチくん選手は地上から強引に攻めにでるも、そこをふ〜ど選手が対処し、1ラウンドを先に勝ち取ります。第2ラウンド、マッチポイントでリーチとなったふ〜ど選手は、完全に自分のペースへ持っていきます。全ての打撃が当たる圧倒的な展開で、最後にはSTANを奪ってガチくん選手を撃破。これにより、2−1でふ〜ど選手の優勝が決まりました。
優勝したふ〜ど選手は「優勝まですごい惜しいところまでいくんですけど、なかなか勝てなくて、『俺本当に優勝できるのかな?』って思ってたんですけど、今回妻の倉持由香が来てくれて、目の前で優勝することができて本当によかったです。」とコメント。
ふ〜ど選手には優勝賞金100万円と副賞、そして日本代表のユニフォームが授与されました。今後JeSUより国際大会への派遣がある際に、日本代表としてふ〜ど選手が出場することとなります。
日本代表として海外選手と戦うふ〜ど選手の活躍に期待が集まります。