日本時間2019年10月27日~28日にカナダで開催されたストリートファイターV AEのプロツアー「Capcom Pro Tour 2019(CPT)」のプレミア大会「Canada Cup 2019」にて、ときど選手が優勝しました。
There are few words to say.@tokidoki77 just completely dominates @LeevyLin in Grand Finals!👹
Tokido is your @CanadaCupGaming SFV Champion! 🏆
✏️#CCGX #CPT2019
📺https://t.co/TqnNrZqpj3 pic.twitter.com/ujDhg1jiW0— Capcom Fighters (@CapcomFighters) November 4, 2019
ときど選手は今季3度目となるプレミア大会優勝。CPTポイントも3125ポイントになり、PUNK選手、ボンちゃん選手に続く3000の大台に突入しました。また昨年行われたCanada Cupでもときど選手は優勝しておりこれで今大会2連覇となりました。
Canada Cup 2019 – Top 8 Finals Matchups (Tomorrow 1PM Western/3PM Eastern)
[Winners]@tokidoki77 vs @XianMSG@LeevyLin vs @magotto3
[Losers]@maneater_dgr vs @sakonoko@GOOD_NEMO vs @JWonggg#CCGX #CPT2019https://t.co/TqnNrZqpj3
— Capcom Fighters (@CapcomFighters) November 3, 2019
トップ8ウィナーズ側にはすでにCPTポイントを多く保持している選手たちが進出。それに対しルーザーズ側には、Capcom Cup出場のボーダーライン付近の選手たちが多く進出し、ポイントが欲しい選手同士がつぶし合うといったトーナメントになりました。
中でも注目はここにきて初のプレミア大会トップ8に進出したJustin Wong選手。今年のEVOではサムライスピリッツ部門で3位に入賞するなど他の格闘ゲームに注力していたように思えましたが、新キャラクターポイズンを引っさげトップ8入り。今回仮にJustin Wong選手が大きくポイントを稼ぐとさらにボーダーが荒れる展開になりますが、惜しくも5位でフィニッシュ。
全体を通してみると、ポイントを多く取りボーダーから抜け出したいsako選手、ネモ選手はルーザーズ初戦。すでにポイントをもっているときど選手、Oilking選手、Xian選手、マゴ選手が1~4位を独占しポイントの流失が起きない展開となりました。
グランドファイナルはウィナーズ側ときど選手、ルーザーズ側Oilking選手というウィナーズファイナルと同じく組み合わせとなりました。
第1セット、Oilking選手操るラシードのワールウインドをしっかり咎め、地上戦で押し込まれないように立ち回るときど選手の豪鬼に対し、通常のジャンプ攻撃に加え、空中EXイーグルスパイクを多彩に織り交ぜ豪鬼の対空を潰しにかかる試合展開であっさりとOilking選手がセットを奪取。
第2セット、ときど選手の豪鬼が画面端を背負い追い込まれたと思えば、入れ替えコンボですぐさま相手に画面端を背負わせる。しかしOilking選手のラシードもすぐさま三角跳びや入れ替えコンボで画面端を背負わせるといった目まぐるしい試合展開に。画面端でのダメージレースを制したときど選手が1セットを奪い返します。
第3セット、お互い起き上がりに無敵技など殴り合う試合の流れでしたが、Oilking選手のミスに加え、空中EXイーグルスパイクを読んだり、適切なコンボをしっかりと選択したときど選手が勝利。先に優勝に王手をかけました。
第4セット、ラシードの三角跳び、空中EXイーグルスパイクを空対空でしっかりといなし地上戦に持ち込むときど選手。それに対しOilking選手はEXワールウインドで押し込もうとしますがこれをリバーサルの中竜巻斬空脚で割るという対策で地上戦をも制圧しOilking選手のラシードに対し圧巻の勝利。見事優勝を掴みとりました。
トップ8の順位は以下の通り。
順位 | 選手 | 国籍 | 使用キャラ | ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | ときど | 日本 | 豪鬼 | 700 |
2 | Oilking | 台湾 | ラシード | 350 |
3 | Xian | シンガポール | いぶき | 200 |
4 | マゴ | 日本 | かりん | 160 |
5 | Justin Wong | アメリカ | ポイズン | 130 |
5 | どぐら | 日本 | ベガ | 130 |
7 | sako | 日本 | メナト | 100 |
7 | ネモ | 日本 | ユリアン | 100 |
今大会では前回のLuffy選手のようなボーダー外からの大きなポイント獲得をする選手は現れませんでしたが、ボーダーのsako選手、ネモ選手が手堅く100ポイントを獲得。現在のグローバルポイントでの出場ボーダーが845ポイントとなり昨シーズンのボーダーを超す可能性も出てきており厳しい争いとなりそうです。
また最後の大会がスーパープレミアということもあり優勝すれば1000ポイント獲得もあるので圏外の選手がジャンプアップする可能性もまだ残されています。
いよいよ最後となるCPT大会。誰がCapcom Cup 2019の出場権を勝ち取るのか注目して大会をご覧になってみてはいかがでしょうか。
CapcomFightersのCanada Cup 2019 – Top 8! – CPT 2019をwww.twitch.tvから視聴する