2019年9月15日(日)、東京ゲームショウ2019のOMENブースにて『Raimbow Six Siege(PC版)』のスペシャル国際マッチが行われました。

今回のイベントは、野良連合とGUTS Gamingの国内2チームが、ヨーロッパのTeam Secretにオフラインで戦いを挑むものです。

Team Secretは、ヨーロッパのチャレンジャーリーグという、プロリーグのひとつ下のリーグに所属しているチームながらも、今年8月の世界大会「Six Major」でベスト4の好成績を残したチーム。その功績は日本のシージファンにも広く知られており、このエキシビションマッチにも大きな注目が集まりました。


▲実況のともぞうさんから「水分補給を忘れずに!」と気遣いの声が掛けられるほど、たくさんの人が会場に来ていた

試合の前に、今回のイベントに参加した選手たちをご紹介します。

まずはTeam Secret。残念ながらLeonGids選手が体調不良となってしまったようで、代わりにコーチであるHelbeeさんがメンバーとして参加していました。

Team Secretはヨーロッパで活動するチームで、選手たちはイギリス、フランス、フィンランド出身の選手たちで構成されています。


▲Team Secret、左から、meepeY選手、Ferral選手、Elemzje選手、Fonkers選手、コーチのHelbeeさん

そして野良連合。野良連合は、今回のイベントでメンバー変更を電撃発表しました。

これまでエース級の活躍を見せていたRamu選手がチームを離れ、新加入選手としてMaavie選手が参加することが発表されました。Maavie選手は、野良連合の国内チームNRGで活動しており、今月から18歳になったためプロリーグへも出場できる年齢となった選手で、今後に期待がかかります。


▲野良連合、左から、Merieux選手、Papilia選手、YoshiNNGO選手、ReyCyil選手、Maavie選手

最後にGUTS Gaming。今シーズンから国内のプロリーグに出場し、現在もランキング上位に位置しており、実力は十分のチームです。


▲GUTS Gaming、左から、CrazyPapiyoN選手、Lily選手、Li9ht選手、JJ選手、Shimotuki選手、コーチのCloudさん

まずは、野良連合とTeam Secretの試合からスタート。第1マップは野良連合ピックの銀行、第2マップTeam Secretがピックしたクラブハウスでの戦いとなりました。

第1マップの序盤は、Team Secretが射線の管理やカバーのすばやさなど、細かな部分で上手さを見せていきます。また、個人技も「さすが」と言いたい世界レベルでした。R4では、Team SecretのmeepeY選手が巧みなニトロキルも起こり、会場では大きな歓声が湧きました。

そして、第1マップで2-5と、Team Secretが大きくリードした段階で、野良連合のコーチとして後ろについていた貴族さんからの提案でタクティカルタイムアウトを取得。


▲野良連合の貴族さん、たくさんの資料を持参しており、試合に対する本気度が伺える

タイムアウトで切り替わったのか、その後は野良連合が怒涛の連続キルでラウンドを取得し、2-5から一気に5-5と同点に。そして、その勢いのままに7-5と逆転し、野良連合が第1マップを制しました。エキシビションマッチとはいえ、第1マップから見どころばかりの展開です。


▲野良連合に新加入したMaavie選手

迎えた第2マップのクラブハウスでも、両チームの巧みな戦術が多く見られました。ラウンド数も大きな差は開かず、オーバータイムに突入する接戦に。しかし最後は、会場内の応援を背に、野良連合が8−6で勝利となりました。

試合後には、野良連合の貴族さんから「(音声などの)環境が悪い中で、試合をしてくれてありがとう!」と感謝の言葉も。

TGSという大きなイベントのため、実況解説陣の声が試合中の選手たちにまで響いてしまったり、歓声や外の雑音でゲーム内の足音などが聞こえにくかったりしたはずです。また、冒頭でもお伝えしたように、メンバーも不完全だった中での試合でした。

そんな環境でも、エキサイティングな試合を見せてくれた両チームに、これからもエールを送りたいです。Team Secretのみなさん、日本に来てくれてありがとう!

この貴重な1戦は、配信のアーカイブでもご覧いただけます。

HP公式:OMENゲーミングPC
公式Twitter:野良連合GUTS Gaming