オーストラリアのイベント会社「Fortress Esports」は、豪南部・メルボルンの中心地にフラグシップとなるesportsエリア開発の計画を明らかにしました。この開発で「League of Legends」「Overwatch」「CS:GO」イベントの主催を目指すとのことです。
Fortress has arrived! We’re excited to share our announcement. More exciting news to come. Get ready Australia! https://t.co/yEQfOOVgmf
— Fortress Australia (@FortressAus) September 3, 2019
会場はメルボルンの大型ショッピング施設「Emporium Melbourne」内に併設され、2フロアにわたり延べ2700平米以上を予定しています。200人以上収容のesports専用アリーナに加え、160台以上のゲーミングPC、ストリーミングエリアなどの設置も合わせて公表され、オーストラリア南部におけるesports拠点としての期待が高まっています。
オーストラリア南部に位置するメルボルンは、近年「メルボルン・eスポーツ・オープン」のようなゲーム・イベントの開催で成功を収めており、この発表で更なる人気の高まりが期待されるとのことです。
Fortress Esportsの最高経営責任者であるJohn Satterley氏は、「メルボルンは、MEOやPAX Australiaなどの主要イベントと共に、ビデオゲームとesports文化の中心地となった。私たちはメルボルンで最初の旗艦店を開くことを楽しみにしており、オーストラリア人が一年中楽しめるビデオゲームエンターテインメントスペースを提供しています。私たちはFortress Melbourneを、カジュアルなゲーマーから、競争の激しいゲーマー、熱狂的なサポーターから、家族や仕事の後の群衆まで、誰にとっても究極の 『家から離れた家』にしたいのです。」とコメントしました。
It’s shots like this from inside the @MelbEsportsOpen this afternoon that has people so excited about the future of esports in Australia. #MEO2019 pic.twitter.com/xf1WiYT08D
— Melbourne, Australia (@Melbourne) September 1, 2019
※メルボルンで開催された「メルボルン・eスポーツ・オープン」には17000人を超える人が訪れた。
一方で、メディア企業HT&Eのesports部門Gfinity社が2017年、シドニーに開設したesportsアリーナは2019年6月30日時点で530万ドル以上の営業赤字を計上、閉鎖に追い込まれており、今回の計画はオセアニアにおける今後のesports市場の動向を占う試金石となっています。
関連サイト:Fortress Esports,Emporium Melbourne
参考元:https://www.dexerto.com/esports/fortress-largest-esports-venue-southern-hemisphere-980486