日本eスポーツ連合（以下JeSU）とアジアeスポーツ連盟（以下AESF）との共催で、「eSPORTS国際チャレンジカップ ～日本代表vsアジア選抜～」が2019年1月26日、27日に開催することが発表されました。
日本eスポーツ連合（JeSU）

競技にタイトルにTier1の「Counter-Strike: Global Offensive」が採用

この「eSPORTS国際チャレンジカップ ～日本代表vsアジア選抜～」は、日本のプロ選手とアジア各国で活躍するプロ選手が、JeSUとAESFが承認する4タイトルで対戦し、それぞれの勝者を決める大会とのこと。

今回の大会で採用されるのは以下の４タイトル。

  • ウイニングイレブン 2019
  • Counter-Strike: Global Offensive
  • ストリートファイターＶ アーケードエディション
  • 鉄拳７

今回注目なのは、オンラインFPSゲーム「Counter-Strike: Global Offensive（以下CS:GO）」が競技種目に採用されたことです。現在JeSUが認定しているタイトルは、主に日本国内でメジャーなタイトルのみになっており、海外で主流のものはほとんど含まれておらず、特に「Tier1※」のタイトルに関しては一つもありません。

しかし今回の大会で競技タイトルとして採用された「CS:GO」は、「Tier1」に含まれており、これを足がかりに今後日本eスポーツ連合の認定タイトルに「Tier1」「Tier2」のものが入ってくることが期待されます。

esports分析サイト『SmartCast』が発表「Tier」引用：ESPORTS GAMES TIERS 2018 – Smartcast

※Tier・・・esports分析サイト『SmartCast』が発表した、各ゲームタイトルごとの賞金額・視聴者数・SNSのファン数を元に3ランクで格付けされたもの。日本で人気の格闘ゲームは「Tier3」に格付けされている。

そして大会の賞金総額が1500万円になることも合わせて発表されました。各タイトルごとの競技ルール、また選手は後日発表とのこと。

JeSU地方支部の開設が決定 2019年1月21日より始動予定

JeSUは、地方在住プレイヤーの育成や支援、また地方開催の大会運営など、各都道府県のesports団体へのサポートを含め行っていくことを目的とした「JeSU地方支部」の設立を発表しました。現在地方支部として認定されたのは11団体で、これらはJeSUの前身、日本eスポーツ協会（JeSPA）時代の地方支部だったものを認定したそうです。地方支部は今後も拡大を予定しているとのことです。

    JeSU地方支部

  • 北海道eスポーツ連合　（金子淳）
  • 山形県eスポーツ連合　（成澤五一）
  • 富山県eスポーツ連合　（堺谷陽平）
  • 石川県eスポーツ連合　（島倉福男）　
  • 東京都eスポーツ連合　（筧誠一郎）
  • 静岡県eスポーツ連合　（山崎智也）
  • 愛知県eスポーツ連合　（片桐正大）
  • 大阪府eスポーツ連合　（管野辰彦）
  • 兵庫県eスポーツ連合　（五島大亮）
  • 岡山県eスポーツ連合　（本村哲治）
  • 大分県eスポーツ連合　（西村善治）

　※カッコ内は各地方支部の会長名

ビックカメラがJeSUの新スポンサーに

JeSUのオフィシャルスポンサーに株式会社ビックカメラが決定。
株式会社ビックカメラ

これでKDDI株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社ローソン、株式会社サードウェーブ、株式会社ビームス、Indeed Japan株式会社に続き7社目のスポンサーとなりました。

以下はビックカメラのコメント。

「この度、日本eスポーツ連合オフィシャルスポンサーにビックカメラグループも参加させて頂くご縁を頂きました。駅前立地のビックカメラ、eスポーツユーザーを多く持つソフマップ、ロードサイドのコジマという3社を有するビックカメラグループとしてeスポーツの更なる認知・普及・発展に微力ながら貢献して参る所存です。」

プロライセンスの発行などをはじめ、日本のesportsシーンを統括しつつあるJeSUの今後動きに注目です。