2019年7月21日(日)に大人気スマホアプリ「荒野行動」のesports大会「荒野Championship-元年の戦い 東日本王者決定戦」が開催されました。
本大会は2019年5月5日より開催されたオンライン予選を皮切りに、オンライン選抜戦(東日本/西日本)を勝ち抜いた精鋭20チームによる、東日本の最強を決める王者決定戦です。

大会にはソニーモバイルコミュ二ケーションズ、TikTok、Logicool、DXRACER、BZiTA、楽天コレクション、楽天チケット、Rakuten LIVEの8社が協賛。賞金総額は2500万円、エントリーチーム数は9万、総参加者数は50万人を超え、さらに前回の西日本王者決定戦では総視聴者数が2万人を突破するなど国内最大規模とも呼べるesports大会となっています。

また、西日本大会と同様に上位9位にランクインしたチームは、8月12日に開催される「荒野王者決定戦」へと進出します。

東京の汐留ベルサール内に設置された会場は、選手のプレイシーンおよび全チームを見渡すことが可能な特別仕様で、まさしくesports大会といえる装いとなっていました。

実況・解説は前大会と同様の2名が担当(左:柴田 将平氏 右:Bocky氏)

本大会のレギュレーションは以下の通り。

レギュレーション紹介後、選手が入場。各チームがオリジナルのポーズを決めて登場し、大会を盛り上げます。

チームリストおよびオンライン予選大会の順位は以下の通り。
※15位チーム「神のみてぃびき」は諸事情により棄権となりました。
注目はオンライン予選で1位となった「DgGZWEI」。実は西日本大会で1位となった「DgGteamEINS」と同じチームで東西で王者を狙います。

「荒野行動あるあるダンス」でお馴染みのメンバーが圧巻のパフォーマンスを披露

東日本王王者決定戦開幕!波乱続きのROUND1

第1マップは「嵐の半島」。最もスタンダードなマップとなっており、どのチームもやり込んでいることが予想されます。その中で、いかに有利な状況を作ることができるかが勝負のカギとなります。

序盤戦、注目となったのはオンライン予選1位「DgGZWEI」と2位「αDCrow」といった上位2チームの戦闘。激しい銃撃戦が行われる中「DgGZWEI」が2枚抜き。3人となった「αDCrow」はその場からの退散を選択するも、その後、別チームとかち合ってしまい全滅。予選2位通過の「αDCrow」がまさかの最下位となってしまう波乱となりました。

中盤から終盤にかけて展開は早く、一気に残り4チーム8人となります。そんな中、最終決戦となったのは「V’y」vs「時代は」。1対2と不利な状況になった「時代は」ですが、焦らず2人の敵を殲滅!勝利チームは「時代は」となりました。

第1試合のリザルトはこちら。
順位ポイント50にキルポイント50と合計100ポイントを稼いだ「時代は」が1位に。2位にはキルポイントを多く稼ぐことに成功した「Risky」が続きました。この結果から本大会において、どれだけキルできるかが上位入賞のカギとなることが分かります。

第1試合終了後に行われたのは、スペシャルコンテンツ「最強スナイパー決定戦」
使用できる武器がスナイパーライフルのみの特殊ルールで実施されました

ROUND2 他チームを圧倒する生存力をみせる「時代は」

第2マップは「激戦野原」。第1マップに比べると陸地が狭く、町や建物も限られているため、回復アイテムや弾薬の確保が大事となります。序盤にどれだけ物資を集めることができるかが勝負のカギとなります。

序盤のパラシュート降下で同じ町に4チームが降りるという事態が発生するも、4チームが見事に別の建物に分かれるという珍事により早期での戦闘が回避されます。中盤、残り人数が次々と減っていく中、先ほどの試合で1位となった「時代は」はキルスコア6を稼ぎながらも5人生存とずば抜けたチーム力をみせつけます。

最終局面、激化する戦闘の中「時代は」が2連覇するかに見えましたが、「対あり≠」ねおん選手がスーパープレイをみせ「時代は」に残った3人を1人で殲滅。その勢いのまま「対あり≠」が第2試合勝利を収めました!

第2試合の順位はこちら。
第2試合は勝利を挙げた「対あり≠」が1位、そして惜しくも勝利は逃したもののキルスコア40を稼いだ「時代は」が2位といった結果に。勢いに乗る「時代は」は好調を維持することができるのか。第3試合の結果に注目が集まります。

第2試合終了後に行われたスペシャルコンテンツ「最強空挺兵選抜戦」
パラシュートで19人が同じ場所に降り立つシュールな展開が笑いを誘いました

ROUND3 上位2チームが激闘!1対1を制したのは「të*ripiの戦隊」

最後のマップは「東京決戦」。第1マップと第2マップと比べて、かなり狭いマップとなっており早期の激戦が予想されます。渋谷や秋葉原など実在する都市が登場するため、建物や街並みを見るだけでも楽しいマップとなっています。

序盤、魅せたのは予選9位の「Risky」。5対2と圧倒的不利の状況中、ポジション有利を活かし「蟹✿」を殲滅するという素晴らしいプレイングをみせました。そんな中、第1試合・第2試合ともに好成績を上げた「時代は」が早々にOUTするという結果となってしまいました。

中盤下位チーム・上位チーム同士の戦闘が起こる中、最後に残ったのは2位「αDcrow」と3位「të*ripiの戦隊」の2チーム。お互い譲らない展開の中最終局面で1対1に。わずかに体力有利だった「të*ripiの戦隊」が最後の1人を倒し、勝利を挙げました。

第3試合のリザルトはこちら。
勝利を挙げた「të*ripiの戦隊」は順位ポイント50にキルポイント80で大量130ポイントを稼ぎ、堂々の1位に。第2試合を勝利した「対あり≠」もキルポイントを多く稼いだことで3位となりました。

優勝は「të*ripiの戦隊」チーム!全国大会「荒野王者決定戦」出場9チームも決定

第3試合を終えたことで、東日本王者決定戦の全試合が終了。これにより総合順位が確定しました。

第3位 時代は準優勝 対あり≠優勝 të*ripiの戦隊

最終結果はこちら。
上位9チームの全国大会「荒野王者決定戦」出場が決定しました。優勝の「të*ripiの戦隊」はもちろんのこと、本大会で素晴らしい生存力をみせた「時代は」やオンライン予選16位から2位まで順位を上げて勢いに乗る「対あり≠」の活躍に注目が集まります。

キルマシーン賞を獲得した2名(左:「対あり≠」ねおん選手、右:「Eras」DgAEpy選手)

次回は8月12日に開催!全国大会 「荒野王者決定戦」

東日本王者決定戦が終了し、残す大会は2019年8月12日(月)に行われる「荒野王者決定戦」のみとなりました。西日本と東日本で勝ち上がった20チームの中から最強の1チームを決める大一番となっています。賞金1000万円を獲得するのはどのチームになるのか。まだまだ「荒野行動」から目が離せません。

「荒野王者決定戦」概要
開催日:2019年8月12日(祝・月)
場所:東京23区内某所
観覧:可

チケットの入手は引き続き公式ツイッターアカウントより告知いたします。

公式ページスマホ版バトロワ!荒野行動 公式サイト