2月5日からスタートした、お笑い芸人はんにゃの川島ofレジェンド(以下、川島さん)による「元はんにゃ川島のeスポーツ芸人生活」。その内容は1年間をかけて、人気MOBAゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」内で芸能人最高位となるゴールドランクに挑戦するという難易度の高い挑戦です。

esports pressでは、そんな川島さんのLoL成長記録をお届けするべく、連続インタビューを敢行。第2回となる今回は、遂にランク戦デビューを果たした川島さんから、現状のプレイ進捗、ランク戦で見えてきた自身の課題などを語っていただきます。

――1か月振りの取材となりますが、前回立てた「50体分のスキルを覚える」「ノーマル50勝」という目標の進捗はいかがでしょうか

川島:「スキルを覚える」目標に関しては、1日1体フリーチャンピオンを実際に使ってみてそのスキルを覚える、という練習をしてきたので、今のところ50体以上のスキルは覚えられたと思います!ノーマルはめちゃくちゃプレイして、130勝くらいかな。なので、どちらも達成です!

――もう一つ目標にされていたのが、「ランク戦をプレイしてみる」ことでしたが実際にプレイされてみていかがでしたか?

川島:最初はビックリしましたね。ランク初戦で「どこでもオプション」(※希望したレーン以外に配属されること)が適用されて、まさかのサポートでのスタートになっちゃって(笑)。サポート自体は何回かやったことはあったんですけど、ランクでやってみるとボコボコにされてしまいました。ノーマルとは全然違って、プレイがアグレッシブだし、かなり難しかったですね。あとは、やっぱりランクなので、みんないい意味でも悪い意味でもガチで、ちょっと凹んじゃうようなこともありましたね。
 
――今のところ、30戦程ランクをプレイされていますが、何か課題は見えてきましたか

川島:先日、eyesさん(※LJL公式キャスター)からコーチングを受けまして、そこで「圧倒的にCSが足りていない」ということを教えてもらいました。とにかくCSさえ取れれば、何とかやっていけるということだったので、今はランクをする前にCSの練習をやるようにしています。教えてもらった練習方法が何パターンかあって(※実際の練習風景がこちら)練習開始時は10分で46CSくらいだったんですが、今やっと50CSを超えるところまで来ています。ゴールドに行くためには10分で70CSほどが必要になるので、そこが目標ですね。
 
――CS練習の他には意識されているポイントはありますか?

川島:最近はよくアニーをプレイしているんですが、相手がQの射程に入ってきたらハラスを必ずすることですね。こればっかり意識していると、AAを挟めなかったりで中々うまくいかなくて難しいなと思いながらやっています。後は使っているチャンピオンに関わらず、ワーディングも教えてもらっているので、敵ジャングルの位置を考えながら、視界を取れるようになりたいですね。

――「CSを取って、ハラスして、ワーディングする」というMidレーナーの基礎の部分が出来てきたという感覚ですか?

川島:実際にはまだまだそこまでのレベルじゃないんですけどね。「どれか1つを意識すると、どれか1つが疎かになり・・・」ということの繰り返しです。レーンでソロキルされると、テンパっちゃって全部できなくなることもありますね。もう2デス目くらいからは完全にテンパってダメダメになっちゃいます(笑)。それと、最近の課題は「レーンに勝つ」ことかなと思ってますね。例えば、レベル2先行をしっかり意識して相手に仕掛けてみたり、レベル6になった瞬間にオールインで仕掛けてみたり、その辺のことをマスターして、レーンで有利を取れればいいですね。
 
――Midをプレイする上で、メインとなるチャンピオンは見つかってきましたか?

川島:そうですね。ランクを始めた当初はマルザハールばかりやっていたんですが、僕自身、自分でガンガンキルを取りたいタイプなので、最近はアニーが楽しくて使っています。アニーはカウンターチャンピオンが多いと聞いて、あまり使ってこなかったんですけど、結局極めればカウンターも関係ないのかなと思ってますね。スタックを戦闘前に貯めておくというのは絶対できるように意識しています。

――かなり目標が明確になってきていますが、eyesさんの他にもコーチングを受けたりされているんですか?

川島:eyes先生からは、先ほどのCSに関してもそうですし、色んなことを教わっていますね。後は、長沢くんも前回の取材の時はイマイチって言ったりもしてたんですけど、最近は色々考えてきてくれていてかなり参考になっています。ランクをやる時は、YouTubeチャンネルの方で配信をすることが多いので、そういう時は視聴者の方からのコメントも意識するようにしていますね。

一つ心残りなのは、ゲームを始めたての時にUG先生から教えていただいたんですが、あの頃はゲームの基礎が全く分かっていなくて高度な内容があまり理解できていなかったんですよね。ある程度プレイした今なら、理解できる内容も多かったと思うので、出来ればもう一度コーチングの機会をいただきたいですね。

――ランク配属はブロンズ4。今はブロンズ2に到達していますが、現時点でのゴールド到達への自信はいかがでしょうか

川島:今はブロンズ2なんですけど、実はブロンズ4から飛び級でランクが上がったんですよね。人に聞いても内部レートが高くないと起こらない、かなり珍しいことみたいで嬉しいですね。ゴールドへの自信に関して言うと、ゴールドの中でも、ディビジョンによって大きくレベルに差があると思っていて。ゴールド1や2の人には到底かなわないですけど、ゴールド4に行くということであればチャンスはあるのかなと思っています。
僕が今ブロンズ2で、シルバー下位の人たちとはよく対戦しているんですが、そのレート帯の人たちに関してはそこまで怖くはなくなってきていますね。11月にゴールドに行くことを考えると、6月までにはシルバーに上がる必要があると思うので今はそこを目標に頑張っています。

――最後になりますが、次回インタビューまでの目標をお聞かせください

川島:まずは、ランクをシルバーまで上げることですね。そのためにはCSの精度を上げる必要があるので、トレーニングモードで10分70CS、実戦で10分60CSを安定してとれるようにします!それと、これは数字では表れにくいんですが、レーンで相手に勝つということですね。今は相手に負けさえしなければいいや、という感じでプレイしてるんですが、そこの意識が変わってくれればいいなと思っています。

企画終了まであと6か月くらいしか残っていないので、努力して少しずつ成長していきたいですね!これからは”アニー川島”として頑張っていきますので、僕を見かけたら皆さん、アニーをBANしないでくださいね(笑)。

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