BCの韓国修行用ゲーミングハウスを一挙大公開!

お腹がいっぱいになったところで、いよいよゲーミングハウスの様子を見せてもらうことに。弘大駅から歩いて10分弱の好立地にある、彼らが4週間過ごした韓国のゲーミングハウスの様子をご紹介しよう。

ゲーミングハウスは一般の3LDKを一時的に借りているとのこと
RayFarky選手とRoki選手の部屋
Yuhi選手、Proud選手の部屋。少し前までジャングラーのOnce選手もいたという
34コーチの部屋
キッチン。左奥にも小さな部屋があり冷蔵庫が置かれていた
洗面所とシャワー、トイレ。画面の後ろ側にももうひとつシャワーがある

夜も更けてきたのでそろそろ失礼しようかと思った矢先、34コーチのもとに韓国のプロゲーミングチームDAMWON Gaming(DWG)から連絡が……!実は今回DWGを訪問する計画をしていたが、先方の施設が工事に入るためキャンセルになるという経緯があった。ところがDAMWON GAME ACADEMYの施設見学であれば可能であるとの朗報が舞い込んできたのである。選手たちの希望もあって、日を改めて見学させていただくことになった。

韓国プロチーム関連施設「DAMWON GAME ACADEMY」訪問

というわけで、帰国前日の午後6時。筆者は彼らと新道林(シンドリム)駅で待ち合わせをした。この取材にも慣れたのか、先日よりもリラックスした雰囲気でやってきた選手たち。そこからバスに乗ってDAMWON GAME ACADEMYへと向かう。

バス内にて。(手前左から)Roki選手、RayFarky選手(後方左から)34コーチ、Yuhi選手

バスを降りて歩き始めると、ほどなくして見慣れたロゴマークが見えてきた。ワクワクする気持ちを胸に、エレベーターに乗ってビックリ!一面にDWGの選手たちの写真が貼られていたのだ。3人ともどちらかというと大人しいほうだが、さすがにテンションが上がっているのが感じられる。


エレベーター内の様子。アカデミーの学生たちもこのエレベーターに乗りながら、プロゲーマーを夢見ていることだろう。

エレベーターを降りて左手に入り口がある。中に入ると広々としたカウンターが設置されていて、そこでDWGのマネージャーさんが出迎えてくれた。この階がアカデミーの教室で上の階にプロチームの練習室があるのだが、事前にお伝えしたとおり工事中であるとのこと。アカデミーには3つの教室があり、選手たちは一番奥の部屋で軽くLoLを触らせてもらうことになった。

インフォメーションカウンターにはDWGの選手たちの写真が飾られている。

選手たちは念のためマウスだけ自前のものを持ってきていたが、備え付けのマウスが軽くて使いやすいと全員の意見が一致。ただしキーボードはキータッチが重めで、Yuhi選手とRoki選手は手首の疲労感を訴えていた。こうしていろいろ触ることで、自分に合ったデバイスを見つけていくのだろう。


PC本体は上部に設置されており、電源を入れると光る。ゲーミングチェアはDWGのロゴ入りでカッコいい。

短時間の見学ではあったものの、選手たちにとっては4週間の韓国修行の締めくくりにふさわしい有意義なものとなったようだ。我々は再び新道林駅に戻り、食事をすることにした。最初はフードコートを覗いたが、かなり庶民的な雰囲気でYuhi選手は臭いが苦手だという。そこで、隣のデパートのレストラン街にある韓国料理店に入った。


現代百貨店D-CUBE CITY内の韓定食レストラン。その名も「景福宮(キョンボックン)」であった。

RayFarky選手とRoki選手はプルコギを注文。ここでもふたりはご飯をおかわりし、美味しそうに食べていたのが印象的だ。ふたりに比べると小食気味のYuhi選手も、ここではビビンバを完食。口に合ったようである。ちなみに余談だが、韓国で食べたもののなかで彼らが絶賛していたのは、日本から進出しているらしい「豚人(ぶたんちゅ)」という店のラーメンであったことを最後に記しておきたい。

DAMWON GAME ACADEMYにて記念撮影。(左から)RayFarky選手、Yuhi選手、Roki選手、34コーチ

以上でBC韓国密着取材は終了だ。彼らの韓国での様子を、少しでも楽しんでいただけたなら幸いである。BCのファンの方は、韓国を訪れた際に彼らの足跡を追ってみるのも面白いかもしれない。なお、文中でも触れた日本人選手3名へのインタビューは別記事として掲載予定なので、そちらもお楽しみに!

1 2